前回紹介した赤ニキビ(炎症ニキビ)がある時は半身浴や全身浴は控えるべきに続き、
黄色ニキビについてお話します。
▲2014年8月21日撮影の黄色ニキビちゃん
▲2017年10月29日撮影の手強かった黄色ニキビちゃん
黄色ニキビは赤ニキビの炎症が進んで化膿した状態のニキビのことをいいます。
要するに、黄色ニキビは化膿ニキビのことですね(以下、黄色ニキビを化膿ニキビと呼ぶ)。
黄色ニキビは白ニキビと混同されやすいですが、黄色ニキビは赤ニキビが進行した後のニキビで、白ニキビは赤ニキビよりも初期段階のニキビです。
つまり、整理すると、ニキビは白ニキビ→赤ニキビ→黄色ニキビの順に悪化していくということです。
ちなみに、白ニキビは写真のように毛穴に皮脂が詰まっているような状態ですね(↓)。
▲2017年10月13日撮影の口元の白ニキビちゃん
私は圧倒的に化膿ニキビが出来やすくて、特に鼻の周りやあごに頻繁に出来ます。
肌質が脂性肌なので皮脂分泌が激しく、そこら中にニキビの栄養源である皮脂がたっぷりある状態なので、すぐに大きな炎症ニキビが出来たり、炎症ニキビから化膿したニキビに悪化しやすいです。
化膿ニキビは放っておくと勝手に膿が出てきたり、乾燥して自然に枯れていったりしますが、基本的に膿が排出されるまでずっと存在し続けます。
中の膿を完全に出しきると、徐々にしぼんで小さくなって勝手に治っていきます。
よって、膿を出すことで化膿ニキビの治りは確実に早くなります。
私の経験上、化膿ニキビは膿を早く出した方が、自然に膿が出るまで放置するよりもニキビ跡が残りにくいです。
そこで私がいつもやっている黄色ニキビ(化膿ニキビ)の膿や皮脂の出し方を紹介します。
私的に皮脂が溜まったような比較的小さなニキビは対処しやすいです。
▲膿というか、皮脂が溜まっています
この黄色ニキビを上手に潰して中の膿を出していきます。
まず、用意するものは綿棒とティッシュとニキビの塗り薬。
やり方はものすごく簡単です。
化膿して黄色くなった部分の膨らみが大きいところを綿棒で強く押しつけます。
そうすると破裂して中から血と混じって膿が出て来ます。
膿が飛び散りそうな場合は綿棒で当てながらティッシュを添えてください。
出来るだけ膿を出しきってから、最後にニキビの塗り薬を塗ります。
私がよく使っているニキビの塗り薬は抗生物質の塗り薬、ベンザックジェル2.5%、劇ディフェリンゲル0.1%です。
この時に使う塗り薬はオロナインなどの油分の多い塗り薬は不向きで、後々にニキビがオロナインの油分を取り込んで余計に炎症を起こしやすくなるのでオススメできないです。
私はいつも入浴前に膿を出して、入浴後にニキビの塗り薬を塗ってます。
膿を出すタイミングについては、メイク前には膿を出さない方が良いです。
時間差で後から膿と滲出液が出てくることがあるので、メイク前に膿を出してしまうと、写真のように滲出液が出て来ていつまでもメイクをすることが出来ません(↓)。
メイク前に膿を出したいなら、再度洗顔してからメイクすることをオススメします。
また、とても小さな黄色ニキビなら、熱めのお湯で溶かすこともできますよ。
例えば、綿棒に熱湯を浸み込ませて黄色ニキビに当てたり、入浴中なら熱めのシャワーを黄色ニキビにあてたり など…。
ただし、赤ニキビが少し化膿しかけた黄色ニキビの状態の場合は注意が必要です。
例えば、こういったタイプのニキビのことね(↓)。
根元は赤いですが、突起部分が黄色くなって化膿しかけているのがわかりますよね??
この場合は化膿して黄色くなった部分の膿だけを出すようにしておきましょう。
まだ根元が赤ニキビの状態なので、無理やり膿を出そうと刺激を与えてしまうと痛みを伴うし、炎症が悪化してしまう可能性もあります。
一気に膿を出すのではなく、数回に分けて完全に膿を出していく方が賢明ですよ。
しかし、どんなに気になっても赤ニキビ(炎症ニキビ)ごと潰すことは絶対にしてはいけないです。
なぜなら、赤ニキビを潰すとクレーターや色素沈着などの跡が残りやすいからです。
膿を出すなら、先ほどと同様に化膿して黄色くなった部分のみ膿を出すようにしてください。
膿を出した後に使うニキビの塗り薬は抗生物質の塗り薬がオススメですよ。
皮膚科で処方してもらった塗り薬を使うのが1番良いですが、私は個人輸入代行のオオサカ堂さんで購入したものを使っています。
ニキビ治療薬として皮膚科で処方されるダラシンTゲル1%のジェネリック医薬品です(↓)。
▲クリンダマイシン1%含有のローヤルセンス
以上が黄色ニキビ(化膿ニキビ)の簡単な膿や皮脂の出し方でした。
けっしてニキビを潰すことを推奨しているわけではないのでご了承ください。
また、↓↓スムーズにニキビの膿を出したい方にとっては朗報となる記事がこちら↓↓
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ではでは、ばいなら~!!