絵本作家 エドワード・ゴーリーのような生き方をしたい


 

大学4回生の春、就活中の私に姉がプレゼントしてくれた本。

 


MOE特別編集の『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』

私がエドワード・ゴーリーが好きなのを知って、社会人1年目の姉が実家に帰ってきた時にわざわざ買ってきてくれました。

 

エドワード・ゴーリー(以下略して、ゴーリー)を知ったのは大学3回生の頃にまとめサイトで世界一残酷な絵本作家として紹介されていたのを見たのがきっかけでした。

 

 

そのサイトにはいくつかゴーリーが手掛けた本が載せてありました。

その時は怖い本なのかな??とホラー好きの私は興味本位で見ていましたが、どれも内容がシュール。

 

その中でも特に気になったのが『ギャシュリークラムのちびっ子たち』という本でした。

 

AからZまで、アルファベット順に子供たちが色んな死に方をしていくという内容。

ちょうど、当時の姉のラインのホーム画像がアルファベットのKの死に画像でした 笑。

 

あらすじだけですぐにこの本を買いたくなりましたね。

ただ、買ったのはそれから1年後になりましたが、買って良かった本の1冊でした。

 

無表情で目が窪んだ子供たちがたくさん登場します 笑。

 

この中で1番、印象に残った子供の死に方はZの子の深酒ですかね。

女の子とジン(酒)のボトルと骸骨の人形の組み合わせが緻密な背景のおかげでとてもマッチしています。

 

子供達がやらかして悲惨な結末を迎えるという、遠回しに諭した子供達への教訓本のように思いました(が、決して子供向けの本ではないです)。

 

『ギャシュリークラムのちびっ子たち』の他に『おぞましい二人』と『キャッテゴーリー』を持っています。

 

『おぞましい二人』は先ほどのMOE特別編集の本で知って購入しました。

 

『おぞましい二人』は1965年に明らかにされた実際の殺人事件(ムーアズ殺人事件)を基にして描かれたもので、ゴーリーにとっては「どうしても書かずにはいられなかった」という本の1冊です。

 

人物よりも、背景が細かくしっかり描かれているので、少し目がチカチカしますがそれがクセになってしまうんですよね。

 

背景のほとんどが規則性のない模様なので、おそらく全部フリーハンド。

それだけではなく、人物の洋服も細部まで緻密な柄が描かれています。

 

絵だけ見ても、『この作業は大変だっただろうなあ』と感心させられますね。

また、『ギャシュリークラムのちびっ子たち』と同様に、無表情な大人たちで溢れています。

 

ゴーリーの絵本はモノクロームの気味の悪い絵柄が多くて、登場する人物が大人であろうと、子供であろうと無表情で何を考えているのかわからないんですよね。

 

読み手側がその表情の意味を勝手に解釈していいのかと思ってしまうほど。

 

『キャッテゴーリー』も実は姉にプレゼントされた本ですが、まだ読んでいません。

この本だけはモノクロームではなくカラフルな絵柄で、ゴーリーが好きな猫達が登場しています。

 

2足歩行で何とも言えない表情の猫ちゃんがよくわからないシチュエーションで存在。

 

ただ、文章はなく、イラストだけの本ということもありますが、なんせ猫の絵が私好みでないのでなかなか読む気が起きませんねえ 汗。

せっかく買ってくれたのに申し訳ないですが、大事に保管しています。

 

ゴーリーの本でまだまだ欲しい本がたくさんあります。

 

少しずつ集めていきたいですね。

ザッとゴーリーの絵本の紹介をしました。

 

さて、私がエドワード・ゴーリーのような生き方に憧れる理由は・・・写真では一見、気難しそうなおじいさんに見えますが、

 

変わり者でありながら、到底気味の悪い絵を描くようには見えないほどの穏やかな人柄で周囲に愛されていたようです。

また、生涯独身ではありましたが、姪っ子や甥っ子との遊ぶ時間を大切にして、愛する猫たちに囲まれながら暮らしていたそうです。

 

ゴーリーの編集者であるブラウンさんはゴーリーのことを『才能があるにもかかわらず、名声を求めない謙虚な方だった』『自己主張をしない、優しい性格』と述べています。

 

亡くなった後でもこれだけの評価が得られるなんて、生前は余程素敵な方だったんでしょうね。

その証拠に彼が残した多くの作品はミステリアスでシュールな内容にもかかわらず、中毒性があります。

 

まさに、エドワード・ゴーリーのような終わりを迎えられるのが私の理想ですね。

 

この本を読めば、エドワード・ゴーリーの人生を知ることが出来ます。

その生き方を尊敬せずにはいられません。

 

ではでは、ばいなら。


スポンサーリンク

コメントを残す