触ると痛いこもりニキビ(しこりニキビ)の対処法と治し方

にきびエッセイ

イソトレチノイン治療(ロアキュテイン)のおかげで、

13年間のニキビ生活から抜け出せたけど、

過去の私の顔面は常にニキビだらけで

長い間奴らと共に過ごしてきた。

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ニキビにはいろんなタイプがあるけど、

私の経験上、

その中でも1番厄介なのがこもりニキビだと断言する!

憎きこもりニキビィィィ。

▲2017.8.18

写真のように、

正面から見るとニキビかどうかわかりにくいけど、

触ると皮膚の下に何かが埋もれているような感触(しこり)がある。

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私はこれをこもりニキビ

またはしこりニキビと呼んでいた。

あとは、紫ニキビとも呼んだりする。

正式名称は“硬結ニキビ”というらしい。

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今回はニキビの中で最も治りにくいこもりニキビ(orしこりニキビ)の対処法と治し方について紹介していく。

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※ニキビの写真がたくさん載せているので気分が悪くなるかもしれないから、この先【閲覧注意】

※医学的な説明や根拠はなく、すべて私の経験談

※以下の提案した対処法を試す人は完全自己責任でお願いします

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こもりニキビとは??

こもりニキビは毛穴の奥で炎症を起こして、

時間をかけて徐々に肌の表面に出てくる。

こもりニキビの中には自然に消えていくものもあるが、

悪化するとニキビの色が紫色や赤黒い色になる。

この場合はニキビの中に膿や血が溜まり、

次第に内部で大きく膨れ上がって

徐々に表面に出てくるのがほとんど。

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(↓)の写真を使って詳しく説明していく。

▲2018.3.13

フェイスラインに近い○のこもりニキビに注目。

この時点では皮膚が赤くなっていて少し盛り上がっているけど、

実際はまだ表面には出てきていない状態。

でも、触るとグリグリとした巨大なしこりを感じるし、痛みもある。

それが2日かけて、

↓のように炎症を起こして完全に表面に出てきた。

▲2018.3.15

この手のニキビは芯が取り出しにくく、

毛穴の奥深くで炎症を起こしている状態なので、

対処しにくい上になかなか治りにくい。

皮膚科を受診しても、

ニキビのタイプ別に対処してくれる所は少ない。

皮膚科では炎症ニキビがある場合は、

抗生物質の内服・塗り薬を処方されるのがほとんどだと思う。

でも、こもりニキビは抗生物質を飲んだり塗ったりしても

個人的には効果が薄いように感じることが多かった。

要するに、皮膚科の薬では全然治らなかった。

こもりニキビが出来る原因

10年以上もニキビと付き合ってきたけど、

いまだにこもりニキビが出来る原因はわからない。

間違ったスキンケア?食べ物?ストレス?生活習慣の乱れ?体質?内臓の病気?

心当たりがありすぎて原因をどれか一つには絞れないけど、

原因は複雑に絡み合っているはず。

ただ実感として、

私の場合、こもりニキビが出来るようになったのは20歳を超えてからで、

10代の時とは違って、

ニキビのタイプや出来る場所もガラリと変わった。

時期的にも、個人的にはホルモンの影響を大きく受けているように感じる。

こもりニキビが出来やすい場所

人によって違うだろうけど、

私は眉間、こめかみ、あご、フェイスラインにこもりニキビがよく出来ていた。

特に、あごが1番こもりニキビが出来やすくて大変だった。

一度こもりニキビが出来ると、

癖になるのか同じ場所に出現しやすいので、

そのたびにニキビ跡も残る。

こもりニキビが出来るタイミング

出来る場所関係なく、

皮膚が硬い状態だとこもりニキビが出来やすいような気がする。

こもりニキビが出来る前兆として、

洗顔の時に皮膚が硬いように感じた後に出来ていることが多かった。

皮膚が硬い=乾燥して水分不足・皮脂不足などが言われるが、

こもりニキビが皮膚の乾燥で発生するのかは正直わからない。

保湿したら出来にくくなったとかは全くない。

私は肌の専門家ではないので、

肌の表面で乾燥しているor潤っている、しか判断できないので、

実際に肌の内部がどんな状態かはわからない。

こもりニキビを自力で治す方法

さて、肝心のこもりニキビの対処法と治し方だが、

ニキビの中に溜まった膿を出すことで一気に治りが早くなる。

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こもりニキビは繰り返しできやすいニキビであると同時に、

クレーターや色素沈着などのニキビ跡が残りやすいタイプでもあるので、

こもりニキビを放置することはオススメできない。

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なので、早い段階で何らかの対処をしておいた方が良い。

本来ならば、

皮膚科に行って適切な処置を受けるのが1番良い。

でも、やろうと思えば、自分でも簡単にできる。

その下準備として、中に溜まった膿を出しやすい状態にする必要がある。

下準備

用意するものはニキビの塗り薬絆創膏(or医療用テープ)

ニキビの塗り薬は油分の多いもの以外なら基本的に何でもOK。

私はベンザックジェル2.5%(ベピオゲルのジェネリック医薬品)や

ダラシンTゲル1%を使っていた。

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こもりニキビの中に溜まった膿を出しやすくするには、

ニキビの塗り薬を塗って絆創膏を貼るだけ。

絆創膏は洗顔するたびに貼り替える。

これを何度も繰り返しながら、

ニキビの表面が黄色くなるまで待つ。

大体1日、2日で膿が出せる状態にはなるかと思う。

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これはいわゆる湿潤療法というやり方で、

敢えてジュクジュクした状態を作り出すことで、

ニキビの表面を柔らかくする。

痛みを伴わずにニキビの膿を出したい時はこれが1番!

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絆創膏を貼るだけでも、

ニキビの状態によっては早く膿を出せる状態になりやすい。

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これを行なうタイミングとしては夜の就寝前がベスト。

上手くいくと翌朝にはニキビが勝手に潰れて、

自然に膿が出てきているはず。

こもりニキビのセルフ膿出し

下準備が終わったところで、いよいよ中の膿を出していく!

次に用意するものは綿棒。

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ニキビの表面が黄色くなってきたら、綿棒で押し出す。

綿棒なら凄く力を入れても全然痛くない。

市販の角栓プッシャーだとかなり痛いから、

使わない方が良いと思う。

ちゃんと下準備が整った状態なら、膿出しの成功率100%!

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間違っても針で無理やり穴をあけて膿を出しちゃ絶対ダメ!!

昔、鼻にこもりニキビが出来た時に

超細い針で穴を開けて膿を出したことがあるけど、

その後広範囲に赤みが残ってしまって、長い間消えなかった経験がある。

こもりニキビにおすすめのアイテム

先ほどの紹介したやり方でも十分だけど、

時間をかけずに一刻も早くこもりニキビを治したい場合には、

町田製薬の“たこの吸い出し”を使うと良いかも。

ニキビの膿を出すのにぴったりのアイテム。

ドラッグストアでも売っている。

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私も何回か使ったことがあるけど、

こもりニキビの中心部に少し多めに重ねづけして塗っておくと、

1~2日くらいで自然に膿が出てくる。

この時も、絆創膏や医療用テープを貼っておくと膿が出てきやすい。

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当時の写真があった!

写真の塗り方は自己流なので、正しい塗り方ではない(汗。

本来の塗り方は、

ニキビの中心部にちょこっと置くように塗ってください。

たこの吸出しは確かに効果はあるけど、扱いにくくて面倒くさかった!

緑色で硬くてネチャっとしたテクスチャーなので、

付属のチップで取るのが難しいし、上手く肌に塗りにくい。

おまけに洗顔の時も擦らないと、

なかなか落ちないから大変だった(汗。

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たこの吸い出しには

皮膚の角質を柔らかくするサリチル酸が含まれいるから、

塗り過ぎると肌がピリピリして敏感になってしまうので、

アルコールやピーリング作用のある化粧品との併用は止めた方が良い。

ニキビの塗り薬と変わらないので肌が乾燥しやすくなる。

私はどうしてもあのテクスチャーが苦手だったので、

数回使って捨てた。

ミネラルファンデーションがこもりニキビ改善に貢献?!

ニキビが出来ている時のベースメイクについて。

ニキビがあるとできるだけ肌に負担がかからない化粧品を使いたいと思うのが自然。

特に私の肌質はオイリー肌・・・。

カバー力のあるコンシーラーは油分の多いものが大半なので、基本的には使えない。

なので、油分の少ないファンデーション一択。

つまり、パウダーファンデーションしかない。

コンシーラーなしで、パウダーファンデーションのみでニキビが隠せるのか?

という問題が必ず出てくる。

ニキビのタイプによっては

隠せるニキビと隠せないニキビがあるけど、

こもりニキビはどちらかといえば、

隠せるタイプのニキビに当てはまると思う。

中でも、まだこもりニキビが表面に出て来ていない状態なら、

凹凸も炎症もあまり目立たないはず。

小さくても、ニキビの凸凹はコンシーラーを使ってもちゃんと隠せない。

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私の経験上、

ニキビの膿を出した後にミネラルファンデーションを塗ると、

普段よりも早く炎症が治まっている時が何度かあった。

この時使用していたミネラルファンデーションはオンリーミネラル


オンリーミネラルは、ミネラルコスメの中でもかなり有名なほうだ。

“つけたまま眠れる”くらいだから、

ミネラル成分が肌の修復に働きかけていた?のかも。

そこのところはよくわからないけど、

すっぴんのままでいるよりも、

ミネラルファンデーションを塗っていた時の方がニキビの治りが早いように感じていたのは確か。

今まで試してきたファンデーションの中でも、

オンリーミネラルは好きなほう。

私が初メイクで使ったファンデがオンリーミネラルだったので、特別思い入れがある。

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ちなみに、オンリーミネラルのコンシーラーも使ったことがある。

コンシーラーの中でも、パウダータイプのコンシーラーはめったにないから、

オイリーやニキビに悩む私にとってはとても有難かった。

ニキビ跡の赤みもある程度隠せるし、

ニキビの敵になるオイル感もない上に、

何より罪悪感を感じさせないコンシーラーだった。

こもりニキビは炎症が長引く前に早く治す

以上のことをまとめると、

こもりニキビは早い段階で何らかの対処をしておくことが重要で、

自分でなんとかしたい場合は、

上記の方法が簡単にできる対処法だと思う。

こもりニキビの炎症が長引けばニキビ跡が残るのも当然だから。

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ただし、

無理やりニキビを潰して膿を出すことは絶対にしないで、

膿が出しやすい状態になるまで待って!

ニキビを潰すことを勧めているわけではないので誤解しないでほしい。

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こもりニキビの中の膿を出せる状態を意図的に作り出せれば、

自然と膿が出てくるのを待つのも良し、

綿棒で押し出してしまうのも良し。

ニキビの膿の出し方は(↓)でもっと詳しく話している。

ニキビ潰し推奨?!ニキビの膿出しは絆創膏湿潤が手っ取り早い
ニキビの悪化を食い止めるニキビの潰し方(膿の出し方)を紹介!経験上、膿や皮脂を出せるニキビなら、可能な限り早い段階で対処しておいた方が、断然ニキビの治りが早く、ニキビ跡が残りにくい。絆創膏湿潤でニキビを潰しやすくする方法だよ!

ニキビ潰し推奨?!ニキビの膿出しは絆創膏湿潤が手っ取り早い

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ではでは。

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