私は去年(2020年)の今頃はがっつり過食症だった。
ダイエットと過食をずっと繰り返していた。
アメブロでダイエットブログも書いていたよ(↓)。
その頃に比べると、今はとても落ち着いているし、
少なくとも過食衝動をコントロールできるようになってきた。
自分の中でなぜ過食衝動が起こるのかの原因がわかってきたからだ。
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この記事を書こうと決めていた時は過食しない日が続いていたが、
最近また数回過食してしまった・・・。
この前なんて食べ過ぎて明け方に胃痛がして目が覚めたよ(汗。
正直、完全に過食がなくなったとは言えないけど、一時期よりも本当に本当に減った。
少なくとも、ローソンでスイーツの爆買いはしなくなったから!
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一旦過食に陥るとなかなか抜け出せなくなるのは自分でもわかっている。
それでも、過食を許しながら自分と向き合い続けることは絶対に諦めたくない。
苦しんでいる自分を無視したくないし、
過食でこれ以上身体も心もボロボロになるのは嫌だから。
過食衝動を引き起こしてしまう原因
まず、過食症の人は自分がなぜ過食をしてしまうか、考えたことはありますか?
私は過食に夢中になっていた時期は一切そんなことを考えたことがなかった。
なんで食べてしまうのかなんていちいち思わなかった。
私が過食症になってしまった元々の原因はおそらく、
肉体労働がゆえの急な体重減少がきっかけとなったようだ。
最初の頃は身体から急速に減った栄養を補うための過食だったはず。
それがいつの間にか変わっていった。
話せば長くなるから、詳しくは (↓)で。
⇒嘔吐なし下剤コントロール型の過食症になって2年が経った現状
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たまに今日はいっぱい食べようと決めて過食する日はある。
でも、この時の私は正常な判断で食べていて、食べた後の自己嫌悪がないことも多い。
たくさん食べたくなる時って誰にでもあると思う。
だから、こういう時の過食は病気ではないし、過食症と呼ばない。
なんでも病気にしてしまうのは納得できない。
嫌な感情が過食に繋がる【私の場合】
私の過食衝動は一連の流れ(↓)によって引き起こされていることにようやく気づいた。
私の場合、ある出来事によって引き起こされた負の感情が引き金となって、過食が始まることが多かった。
具体的にいうと、私は人から雑に扱われた時や自分と他人を比較した時に過食衝動に駆られやすい。
前者の場合はどうしようもないが、後者の場合はもはや自分次第になる。
この時の私は多分自分を見失っている。
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どこから湧いてくるのかわからない強烈な渇望感に襲われる。
それが何で満たされるのか自分でもわからない。
どんな経路を辿って過食に奔ってしまうのかさえ謎だ。
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食べなければ気がすまない。
食べること以外に何も考えられない。
食べるまでは全ての思考や行動がストップしてしまう。
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↑のことは過食中には考えない。
いつも過食しようか迷っている時に切羽詰まった感じでせり上がってくる。
それと、過食用の食べ物を買い出しに行っている時とかね。
ダイエットしないで過食衝動を抑える方法
これから紹介するのは完全自己流の過食衝動をコントロールする方法だから、
過食衝動を抑える正しい方法ではありません。
医学的根拠に基づいていないので、試したい方は自己責任でお願いします。
“健康になろう”と意識しない
過食を治したいなら、まずはダイエットを止めてください。
ダイエットは過食(過食する自分)を否定することになるので、かえって精神面が悪くなる。
これをやってはダメと言われると、人はかえってそれに執着する。
それと、過食症の人はダイエットが上手くいかなると、
自暴自棄になっておそらく食べてしまうだろうから、
急激な体重変動は身体のためになるべく避けたい(経験者)。
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過食衝動を引き起こしたくないなら、“健康になろう”と意識しないこと。
中には過食するとどうしても体重が増えるから、
増やさないように過食後に激しい運動をする人もいると思う。
私も過食全盛期は1日中フィットネスバイクに乗っていた。
食べながら運動をしていた時もあったよ、片手にフライパン持ってね(笑。
運動するなら食べることが許される気がしたんだ。
でも、それは過食と運動の無限ループだった。
私の時間って一体何なんだと思ったよ。
1日中食べることと運動することに費やして、めちゃくちゃ時間を無駄にしていた。
もしかしたら、過食による代償行為は健康を意識することで生まれるのかもしれない。
きっと、絶望的な状態から元の自分を取り戻そうと必死なんだよね。
一種の救済行為だ。
でもこのままだと終わりがない。
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とにかく、今の自分の行動を否定しないことが大事だと思う。
ダイエットを意識しない、体型&体重を意識しない、健康になろうとしない。
過食したくないなら、とりあえずこれを守って。
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私は今はダイエットしていないけど、
毎日体重計には乗っているし、休みの日はフラフープをしている。
でも、“ダイエットは意識しない”ようにしている。
体重は“ただの数字”として考えている。
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もし、ダイエットを止めたとして、
例えば、周りの人に体型を指摘されてしまったら、
指摘してきた相手を“失礼な人”だと思うようにしてください。
“何か言いたくて仕方がない人”だと割り切って相手にしなくても良い。
こっちの事情を知らない人にとやかく言われる筋合いはない。
私は親しい間柄だろうが、
外見の話題(褒めていようが貶していようが)を振られると不快な気持ちになるよ?
過食の原因から遠ざかる
これは難しいかもしれないが、
過食の根本的な解決法はこれしかない。
先に話したとおり、私も自分の過食衝動が引き起こされる原因はある程度把握している。
それに加えて、生きづらさも過食の原因の一つだと思う。
これは私がしっかりしないといけないよね・・・。
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もし過食の原因が自分でもわかっていないのなら、
思い当たることを紙に書き出してみると良いよ!
紙に書くことで思考も整理されるからオススメ。
そして、自分で過食の原因を避けられそうなら、自分から引き離しちゃってください。
職場の人間関係、恋人との関係、親子関係が上手くいっていなくて、
過食の原因だと考えられるなら、状況にもよるけど一旦距離を置いてみてください。
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ただし、過食の原因を遠ざけたからといって過食症が治るかどうかはわかりません。
おそらく、過食が癖になっている可能性もあります。
なので、過食の原因から離れているのに、過食が抑えられなくてもガッカリしないでね。
嫌な感情の処理の仕方を決めておく
最近聞いた話、
“女性は感情で動かされる生き物”だと誰かが言っていたように思う(誰か忘れちゃった)。
うーん、確かに!と思い当たる部分はある。
私も感情次第で過食に奔る傾向がある。
嫌なことがあると、感情と食欲がリンクして過食衝動を引き起こしているように感じる。
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感情さえなければ、もっと生きやすくなるんじゃないかと思う。
感情に振り回されるのって本当にめちゃくちゃ疲れるよね。
自分の感情と上手く付き合っていくためには、感情のコントロールが必要になる。
嫌な感情が生まれた時にどうやって対処するか、ある程度決めておいたほうが良い。
感情のパターンによって対処法が変わると思うけど、
対処法さえ決めておけば、いざという時に役立つ。
私がオススメなのは、“忘れる”ということ。
嫌な感情にさせた出来事にいつまでも執着しない。
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ただし、“食べて忘れる”のは過食パターンに陥りやすいので注意。
もし食べて忘れたいなら、適当なものは食べないで!
ちゃんと心から欲しているものを選んで食べてください。
過食衝動を抑える提案をしているのに、
何言ってんだよと思われるかもしれないけど、
過食症の人は食べても食べても満たされない。
一応選んではいるが、手あたり次第のものを食べてしまいがち。
これが食べたいんだ!という心からの叫びなら、食べた後の充足感が違うから。
他人と比較しない
人生を豊かにする方法の一つに絶対に挙げられること。
でも、人は無意識のうちに自分と他人を比べてしまう。
集団の中で生きている限り、これは避けられない行為。
小学校から始まる学校生活でも、
常に他人と競い続けさせられたのに、
今更、他人と比べない自分を確立することができるわけがない。
自分と他人を比較してもろくなことがないのは、誰しもわかっているのにね。
他人との比較はここまで話してきたように、嫌な感情が生まれやすい。
嫌な感情によって向けられる矛先は自分自身。
嫌な感情に苛まれたくないなら、他人との比較は避けるべき。
夢中になれることを見つける
これが何気に1番大切かも。
過食する暇を与えないくらい夢中になれることを見つけてみて!
暇があれば食べてしまう人にも有効だと思う。
夢中になれることがあれば、嫌な出来事も忘れられるよ。
私の場合、今のところ、このブログがそうかな。
SNSを上手く使いこなせなくても、ブログを更新するのは楽しい。
年内であと10記事はできれば更新したいなぁ!
それでも、執筆の進み具合は気分の波によって変わる(笑。
一気に1記事書ける日もあれば、1記事仕上げるのに数日かかる時もある。
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夢中になれることを見つけるまでには時間はかかるかもしれないけど、
自分にぴったりハマれば、
趣味にもなるし、過食衝動を抑えるには効果的だ。
1日のうちのほとんどを過食に費やしていたことが馬鹿馬鹿しくなる。
過食している時ほど非生産性の時間を過ごすことはない。
それをわかっていても過食してしまうんだよね。
辛いよね。。。
過食症の完治を目指さない
一度なってしまった身体の変化を正常に戻す(元に戻す)ことはもうできないと思う。
例えば、身体に傷が出来たとして、完全に傷口を治すのは時間がかかるし、綺麗に治らない場合もある。
高校生の時に勢いでリ○カした浅い傷跡でさえ、
10年以上経った今もくっきり残っているからね。
すぐに傷口の処置をしなかったせいもあるけど、綺麗には治らなかった。
身体以外にも、心に受けた傷もそうだ。
医者に通っていようが、何年経っていようが関係なく、癒えない傷もある。
“完全に”今の状態をなくす(なかった頃に戻る)ことは無理だと知っておきたい。
この世に“完璧”や“絶対”といえる状態はない。
過食している今の自分が辛くて憎くても、それは今の自分の一部でもある。
過食してしまっても、
今の自分を否定することだけはやめよう。
それだけは自分自身に誓ってほしい。
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ではでは。
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