いきなりだけど、私はアートメイク大好き人間。
もはや、アートメイクを入れるのが趣味レベル。
2017年から2020年の今までで、
アイライン(上)6回、アイライン(下)4回、眉毛2回、ほくろ1回のアートメイクの施術を、
すべて医療機関で受けてきた。
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今では“アートメイクは医療行為”なので、
エステサロンなどでの施術は法律で禁止。
美容クリニックなどの医療機関で、
医師や看護師が行なう医療アートメイク(メディカルアートメイク)が広がっている。
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私が最初にアートメイクを入れた箇所はアイライン。
2017年8月から9月にかけて、
アイライン上下のアートメイクを美容クリニックで受けた。
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初めてアートメイクの予約を取った時、
どのクリニックも夏に向けてのキャンペーンを宣伝していて、
夏前に予約がパンパンで全然取れなかった記憶がある。
2017年頃はアートメイクの需要が高まって、
アートメイクのメニューが導入されたばかりのクリニックが多かった気がするけど、違うかな?
そして、6月に電話で予約して、2か月先の8月に予約を確保できたが、
初めてのアートメイクで見事に失敗して後悔した・・・。
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その失敗談も絡めて、
私がオススメするアートメイク(アイライン)のクリニック選びのやり方を紹介していく!
アートメイクで理想の目力を手に入れたい
私がアートメイクに興味を持ったのは、
美容家さんのブログでアートメイクが紹介されていたから。
アイラインのアートメイクを受けた経過レポが詳しく載せてあったので、
すぐにアートメイクの魅力にハマっていった。
それまではアートメイクを全く知らなかった。
そこで、アートメイク=落ちないメイクと解釈。
落ちないメイクといえば眉ティントが限界だろうと思っていた(笑。
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アートメイクは若い世代よりも、年配の人のほうが詳しそうなイメージ。
アートメイクを知らない人からすると、タトゥーや入れ墨の印象が強いかもしれない。
実際は、タトゥーや入れ墨とは違う。
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私がアートメイクのアイラインに惹かれた理由。
私の目は目ヂカラがない!
幅の狭い二重まぶたで、
ぼんやりとしたとても眠そうな目をしている。
この二重も自力二重なので、
元々は一重まぶたで本当に目力がなかった。
↓の方法で二重の癖付けをやって、数年以上キープしていた。
メイクでどうにかできればいいけど、私は手先が超絶不器用!
どんなに練習しても上手くアイラインを引くことが出来ない(涙。
それに、肌質が皮脂の多いオイリー肌ということもあって、
アイメイクが秒で崩れてしまうのも悩みだった。
メイクでも綺麗に見せられないことに自信がもてずにいたから、
アートメイクの落ちないアイラインにとても惹かれた。
これがアートメイクを始めたきっかけ。
アートメイクの施術ができるクリニック探し
冒頭にも書いた通り、
アートメイクの施術は医療行為であり、
施術を行なえるのは医師や看護師の医療従事者で、
現在はエステサロンなどでのアートメイクの施術は違法。
ということで、アートメイクのメニューを導入している病院を探した。
アートメイクのメニューがある病院は、
大体美容外科や美容皮膚科などの美容クリニック。
アートメイク(アイライン)施術の値段
2017年当時のアートメイクの相場の値段と施術回数は以下のとおり。
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アイラインのアートメイクの場合、
【アイライン施術2回セットで麻酔代込・リタッチあり】
【アイライン上下の2回セット&〇ヶ月以内なら修正無料】
【アイライン各上下1回分 】
といったように、
施術メニューの表記がクリニックによって異なる。
値段の相場は2回の施術で8~10万円未満で、
施術回数は2~3回を勧めているところが多い印象。
2020年現在でも、
トータルの値段ではそれほど変わっていないように思う。
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私は自宅から1番近くて、1回の施術代が安い、
アイライン上下3回施術(麻酔代込み)で約9万円の美容クリニックを選んだ。
後から補足するけど、実はこの考え方が失敗の原因だった。
アートメイクの施術の流れ
施術前後の注意事項や禁止事項、アートメイクを受けられないケースについても、
クリニックのホームページに載ってるので、ちゃんと確認してから予約をとった。
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施術の流れはどのクリニックも似たり寄ったりで、
問診票に必要事項を記入→カウンセリング→デザインとデッサン→麻酔→施術。
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施術を行なう間隔については、
1回目の施術から2週間~1ヶ月空けてから、
2回、3回目の施術を行なうところが多い。
アートメイク(アイライン)の持続期間
肝心のメディカルアートメイクの持続期間は
1~3年としているところが多く、
私が初めて行った美容クリニックでは半年から1年間の比較的短期間だった。
流行に合わせて形を変えやすいというのがこの持続期間の売りみたい。
私的には半永久に持続してくれるほうが有難いけど!
でも、失敗した時のリスクを考えると、
確かに短期間で消えるというのはメリットになるし、
アートメイク初心者にとっては
お試し感覚で気軽に受けやすいのかもしれない。
ちなみに、2か所目の美容クリニックでは、
アイライン(黒)は色褪せるけど、
基本的に永久的に消えないと忠告された。
アートメイク(アイライン)のデザインや仕上がり
アートメイクのデザインや仕上がりについては、
ネットでの口コミや評判、ブログ、インスタなどで
必ずチェックした方が絶対良い!!(超重要)。
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患者の要望通りの施術をしてくれるところもあれば、
アイラインの太さを調整できない、
テール(目尻のアウトライン)を入れられない、
跳ね上げられないという場所もある。
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最初の失敗したクリニックでは、アートメイクを導入したばかりで、
ネットでの口コミが全くなく、
仕上がりやデザインがわからない状態だった。
そこではあまり要望も言えず、テールもNGだった。
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次に訪れた所ではアイラインの太さや色の調整も可能で、テールの跳ね上げOKだった。
自分が納得のいく仕上がりにできるクリニックでないと、私みたいに後悔する。
アートメイクを入れるのに最適な時期
アートメイクの需要は、海やプールで遊ぶ機会が増える夏に一気に高くなる。
ということは、夏に近づくにつれてアートメイクを受ける人が増えて、
予約が取りにくい状態になることが予測できる。
病院によっては、アートメイクの施術が出来る看護師自体が少なくて、
年中予約が取りにくい所もあるとは思う。
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アートメイクを入れるなら、
冬の時期やできるだけ涼しい時期に済ませておく方が良さそうだ。
経験上、6月~9月の間は予約が取りにくかったなあ・・・。
めっちゃ暑い時期に受けるよりも、
少し涼しくなった10月、11月に受けに行く方がオススメかな⁇
8月のような日差しが強くて汗をかく時期だと、
日焼けによってせっかく入れたアートメイクが色褪せたり、
汗や皮脂により色の定着が悪くなる可能性もある。
アートメイクの施術は針で皮膚に色素を入れていくため、
一種の傷を作る行為でもある。
暑い時期だと身体の体温も高くなりやすいので、
施術部位の炎症も起こりやすくなるようだ。
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しかし、夏以外にも注意しなければいけない時期もある。
花粉症の人の場合、
花粉症の症状が出やすい時期にアートメイクを受けることは止めておいた方が良さそう。
花粉で敏感になっている肌の上に、アートメイクを入れるのは刺激になるかもしれない。
完成して3か月でアイラインが消えた(失敗談)
さてさて、私のアートメイク失敗談を話していきたい。
2017年8月から9月にかけて、
アイライン上下のアートメイクを合計3回、美容クリニックで受けた。
失敗したクリニックでの施術
受付ですぐに問診票とアートメイクに関する誓約書を書かされた。
施術前には、コンタクトレンズを外して、
施術部位のメイクをとった(マツエクは禁止)。
病院にもよるけど、ソフトコンタクトレンズはOKの場所もある。
そこではコンタクトレンズをつけたままでOKだった。
が、施術後3時間経つまでは外すことを禁止された。
入れたばかりの色素が滲んでデザインが崩れることを避けるためだったと思う。
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施術台の上に寝かされて、目のきわに麻酔クリームを塗られる。
デザインの要望を聞かれなかったので、自分から伝えたけど、
そこでは、まつ毛とまつ毛の間を埋めるのみのデザインで、テールも出来なかった。
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麻酔クリームが効くまで約10分間置いてから施術開始。
アートメイクの施術はマシーンで行なう方法と手彫りで行なう方法の2種類のやり方がある。
クリニックによっては、どちらか一方で行なったり、場合によっては併用しているところもある。
個人的には、マシーンのブーンという音が怖い。
余計に恐怖心が駆り立てられて痛みが増すように感じるので、私は苦手だ(汗。
施術中の痛みは、まつ毛の生え際がこそば痒い感じで、
なんとか我慢できるレベル。
上のアイラインは目を閉じたまま行い、下のアイラインは目を開けたままの状態で受けた。
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施術中は麻酔がきれる度に、点眼タイプの麻酔を追加してもらった。
麻酔が切れたら我慢しないで麻酔を追加したほうが良い。
まだ大丈夫、耐えられると思って我慢していたら、後からかなり痛むから。
アイライン上下の施術は1時間で終了。
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施術直後は少し目が腫れて、瞬きするたびに瞼が突っ張る感じがして閉じにくかった。
施術後に目元を冷やしてくれる(クーリング)所もあれば、冷やしてくれない所もある。
そこでは一切なしで、そのまま帰らされた。
アートメイク施術者が医療従事者ではなかった
後から気づいたことだけど、施術者は医療従事者ではなかった。
おそらく、長年サロンでアートメイクの施術をやってきた人(アートメイク歴20年以上)で、
看護師に技術指導している人のようだった。
そこのクリニック自体、アートメイクを導入したばかりで、
アートメイク担当の看護師を養成中だったと思う。
頭上でイライラしながらずっと指導していて気になっていた。
こういう雰囲気って患者にも伝わるし、凄く不快だった。
最初は看護師さんがやっていたけど、途中から交代していた。
合計3回の施術のうち、2回の施術は無資格者が担当だった。
アートメイク施術後の日常生活上の注意
施術後、日常生活の注意事項(以下)を説明された。
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★誓約書に書いてあることを守る
★コンタクトレンズを外す、目の周りに付いた色素や目やにを取る、洗顔は施術後3時間以上経ってから
★施術後当日の洗顔は水かぬるま湯のみ
★施術後当日の寝る前は保冷剤で目元を冷やしてから寝る
★メイクは施術した部位以外なら翌日からOK
★施術後1週間は施術した部位のメイクやクレンジングはしない。
★汗を極力かかない(よって、激しい運動、サウナ、湯船に浸かることは控える)。
★自然に剥がれていく薄皮を無理やり取らない
3回施術後の仕上がりに不満
1回目の施術ではほとんど色が定着しないので、
要望通りにやって欲しい人は2~3回目の施術の時にしっかり伝えると良い。
でも、毎回要望はしっかり伝えておくほうが確実。
施術担当者に従って、2回目、3回目の施術のスケジュールを決めていき、
大体1~2か月の間で、アートメイクが完成する。
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私の場合、2回目は1回目から2週間後、3回目は2回目から3週間後に受けて完成。
アートメイク前から3回目の施術後の写真を載せていく(↓)
※施術当日を“0日目”としてカウント※
どの写真も画質が悪いので、比較的わかりやすい写真だけを厳選。
上のアイラインはどれもわかりにくいけど、
下のアイラインだけはしっかり色が入っているのがわかると思う。
3回目の仕上がりを見てわかるように、とても自然な仕上がり。
これを良いと感じるのかは、人それぞれ。
すっぴんに馴染み過ぎてあまり変化がなくて不満だった。
下のアイラインが3か月で消えてしまった
完成して1か月半後に、他院のクリニックで上のアイラインだけやり直すことにした。
そして、下のアイラインは3か月も経たないうちに完全に消えてしまった・・・(ショック。
消えてしまった時は色素が定着しにくい肌質なのかと思ったけど、
他院では1回で定着したし、
私の希望に沿って入れてくれたのでかなり満足!!
もう二度と最初のクリニックには行かない!
以降、2か所目のクリニックで何年もずっとお世話になっています♪
アートメイクの病院選びで大切なこと
人によっては病院選びの基準は違うけど、
自分の中の優先順位をはっきりさせておくことが大切だと思う。
自宅から近い、口コミが良い、施術費用が安い、通院回数が少ない、信頼できる先生がいる、理想の仕上がりにしてくれる、家から近い・・・など。
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私は自宅から近いことと、施術費用が他と比べて安い理由だけで、
最初のクリニックを選んで失敗した。
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今では、インスタで“アートメイク”でタグ検索すれば、色んなデザインがチェックできる。
施術担当者によってデザインや仕上がりが全然違うのにびっくり!
必ずしもアートメイク歴が長い看護師さんが良いとも限らない。
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施術担当者によっては、得意なデザインやできる範囲が違うので、
必ず確認しておくことをオススメします。
参考までに、私が今までやってきたアイラインのデザインをまとめた記事も紹介!
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私の意見だけど、アイラインのアートメイクなら、
患者の要望をある程度聞き入れてくれる、
自分の理想の形に近い仕上がりができる所を選んだ方が満足できると思う。
ただ、目の安全上、出来ないこともあるから、
その辺はちゃんと理解して納得した上で挑んでくださいっ!
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ではでは。
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