私はオカルト大好き人間です!
その中でも、心霊や怪奇現象などのホラーのジャンルが好きで、
逆に、都市伝説や宇宙人などの未確認生命体には全く興味がない。
Youtubeでよく見るのは心霊スポットに行く動画や心霊写真を紹介している動画が多い。
特に芸人が話す怪談が面白いので、
毎朝仕事に行く前や二度寝の時のBGMとして聞き流している。
あ、一応、好きな心霊系Youtuberは”ゾゾゾ”、”オウマガトキFILM”、
好きな怪談系Youtuberは”ナナフシギ”です。
昔はよく朝起きてすぐにホラー映画を何本か見ていたなぁ。
同じ趣味の人が居たら語り合いたいけど、
コミュ障で人見知りなので諦めている。
ちなみにエイリアンやザ・フライなどのSFホラーは苦手です。
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夏なので怖い話をしてみたい!
・・・ということで、一つ怖い話を書いてみた。
昔は元ラ○ホ従業員時代にあった怖い話を公開していたけど、
ちょっと色々とヤバそうだったのですぐに非公開にした。
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これは私が大学院生の頃、
某有名チェーンのカラオケ店で起きた実際の話です・・・。
大学院に入学して間もない頃
私は大学卒業後、半年間だけ大学院に通っていた時期があった。
大学院の講義は基本的に会社員の仕事終わりの時間あたりから始まる。
ここの大学では午後5時半から9時前まで2コマ講義があった。
大学病院付属の大学院だったので、
院生は医局や病院で働いている人達が多かった。
入学して最初の1週間くらいは午前中にも講義があって、
これは学科関係なく全員が受けなければいけない講義だった。
なので、この頃は朝から夜まで講義を受けていた。
といっても、ただ座っているだけの講義で良かったので、全然苦ではなかった。
が、さすがに必須の講義が午前中しかない時は、
午後5時半からの講義までの間の時間が空きすぎて辛かった。
普通はその空き時間を研究室で過ごしたりすると思うけど、
この時は教官と研究テーマで揉めていたり、
連絡が上手くいかなかったりと、学校に居づらかった・・・。
この話はまたいつか記事に出来たらと思うけど、多分書かないかもしれない。
ネットカフェで時間を潰すにも・・・
なので、間の空き時間が長い日は外で過ごすことにした。
学校の周辺は駅周辺でもあるので、
ショッピングモールや飲食店が充実していて便利だった。
当時ラ○ホのバイトも土日しか入れず、あまりお金を使いたくなかったので、
よく暇つぶしに過ごしていた場所は漫画喫茶やネットカフェだった。
最初の頃はネットカフェに行っていた。
私はいつもフラットの個室で過ごしていた。
2、3時間過ごす分にはかなり快適だったけど、
当時、“ヤバイ蚊(←伝わるかな?)”が流行っていた時期で、
そこではよく蚊が飛んでいたのが気になっていた。
知っている人も多いかもしれないけど、
ネットカフェの個室って意外と不衛生で、たまに爪や足の皮が落ちていたりする((汗。
お金がない人でも一晩泊まれるくらいの価格になっているので、
そういう人でも利用できるとなると、余計に衛生面が不安になった。
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ラ○ホのバイトに限った話ではないかもしれないが、
普段から汚いものに触れていると、
汚い物に対して免疫がつくどころか、
今まで以上に拒否反応を起こしてしまうようになった。
潔癖というわけではないが、不潔恐怖症みたいになってしまった。
ちなみに、私は年々潔癖症気味になっているようだ・・・。
“蚊”から逃げたくて辿り着いた場所
蚊が気になって仕方なくネットカフェ以外で過ごす場所を探した結果、
駅周辺には何件か某有名チェーンのカラオケ店があった(と思う)。
そのうちの一つが学校からも近かったので、そこに決めた。
何年か前に会員証を作っていたのでちょうど良かった。
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早速入店すると、
一人で入っても入りづらくないし、一人で来ている人を何人か見かけた。
学生以外にも、意外とお年寄りも多かった。
場所的にも、おそらく午後からは学校終わりの学生で溢れそうな予感がするお店だった。
注文も会計も直接人を通してのやり取りではないから、
人見知りぼっちでも過ごしやすくてとても助かった。
以降、ある出来事が起こるまでは2、3回通ったと思う。
ごはんやデザートも美味しいからつい頼みすぎてしまうこともあった。
いつもと変わらない日のはずだった
入学して1週間のうちの最後の午前講義が終わった日だったと思う。
といっても、午後2時まで講義はあった。
次の講義の午後5時半まで3時間以上あったので、
迷わずカラオケ店に行くことにした。
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受付で担当してくれたのは若い男性店員。
毎度ながら番号が書いてあるボードを受け取って部屋に行く。
階段かエレベーターを使ったか忘れたが、自分の部屋のフロアまで向かった。
この時の部屋は奥が行き止まりで(角部屋だった)、
一人で利用するには広くて普通に3、4人で過ごせそうな部屋だった。
いつもはわりと2人で使うのに限界くらいの部屋だったのに、今回は良い部屋だなと思った。
そして、私の部屋の斜め向かいには一部屋あるだけだった。
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部屋に辿り着いてから、ドリンクバーからジュースを持っていった。
いつもアイスティーを選ぶので、飲むたびにトイレに行きたくなる。
特にこの時はけっこう頻回にトイレに行っていた。
でも、部屋にかばんを置きっぱなしにしていたので、
盗まれると困るから30秒以内で戻るようにしていた。
日によるけど、この日は歌う気分ではなかった。
ずっとスマホをいじっていた。
視線を感じる
しばらくすると、どこからか視線を感じた。
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ん?何か見られているような気配がする・・・。
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スマホから顔を上げてドアのほうを見ると、
ガラス越しで女性店員がこちらの様子をじっと覗いているのが見えた。
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え?なんでこっちを見てるんだろう・・・。
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謎過ぎて一瞬考えて見間違いだと言い聞かせることにした。
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どのくらい経ったか忘れたが、
その後にまた視線を感じて顔を上げた。
すると、今度は男性のお客さんだった(制服を着ていなかったので)。
多分、向かいの部屋のお客さんかな?
だって、私の部屋は突き当りの部屋だから、
それ以外にお客さんがこちら側に来ることはない。
・・・にしても、人の部屋を覗くかね?と思いつつ、
気にしないようにした。
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そして、その後にまた視線を感じて今度も女性店員。
最初にこちらを見ていた女性店員と同じかどうかはわからなかった。
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でも、3回も他人から部屋を覗かれるのは自分の気のせいではないのでは・・・と考え始めた。
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せっかくカラオケに来てるのに歌わずにスマホばかりいじっているから、
歌わないと追い出されるのかな?
もしかして混み始めきて部屋がないから追い出そうとしているのかな?
とか、真剣に考えていた。
私一人で入店したはずだけど?
すると遂に女性店員がノックして入ってきた。
この人が覗いていた女性店員かはわからない。
女性店員>>お客様、少しよろしいでしょうか?
この時点で、あ、やっぱり自分の気のせいじゃなかったんだ!と確信。
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私>>はい
女性店員は膝を下ろして腰を落とす体勢で私に話してきた。
女性店員>>すいません、確認させていただきたいことがありまして・・・
私>>はい・・・?
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女性店員>>失礼ですが、もう一人お連れ様はいらっしゃいませんか?
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予想外の質問に驚いてしまって
私>>あの、、、私一人で来ましたが・・・
と答えると、
女性店員>>そうですか・・・
私の返事を聞くと、店員さんは顔を下に向けて考え込んでいた。
正直納得していない顔だった。
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もしかすると、店が混んで部屋を空けてほしいのを頼みづらいのだと思って、
私>>あの、混んで来たなら出ていきますが・・・
と言った。
女性店員>>いえ、そんなんじゃないんです・・・
とまた考え込んだ後に部屋から出て行った。
もしかして・・・部屋に誰かいた?
何だったんださっきのは・・・と思いつつ、
またスマホをいじり始めた。
が、さっきの定員さんの様子が気になった。
*
お店側のミスで私が二人で来ていると思ったのだろうか?
いや、そもそも受付で対応してもらったのは男性店員。
それに私の前に一人客の人が2人程いたし、
今までだって一人客の人は何人か見かけたことがある。
おそらくここの店舗は一人客が珍しいというわけではなさそうだ。
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そして1番気になったのが、
店員さんだけでなく、男性客も私の部屋を覗いていたということ。
そのお客さんはおそらく向かいの部屋の人だと思う。
そうでなければ、私の部屋の前まで来るはずはない。
だって、私の部屋が角で行き止まりだったから。
そうでなければ誰も来ないよね。
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そして、覗く前の行動を振り返ってみた。
私は確か何度かトイレに立ったことを思い出した。
その後から覗かれるようになって・・・。
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・・・もしかして、
私が部屋を出た数秒の間に誰か居た?
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バッグを置いてトイレに行っていたので、急いで財布をチェックした。
良かった・・・何も抜かれていない。
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それとも・・・
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私が見えていないだけで店員さんには視えていたりして・・・。
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その結論に辿り着いたのはお店を出る予定の1時間前。
まだ出るには早かったし、居場所もなかったので、
怖い怖いと思いながら時間ギリギリまで過ごした。
いらっしゃいませ~2名様ご案内でーす
怖い話の定番で、
1人でファミレスに行ったのに”2名”様扱いされたという話がある。
あ、この店員さん、視えるんだ、みたいな。
私にとっては、まさしくそんな感じの出来事でした。
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いや、心霊ではなくて、
誰かが忍び込んだ可能性もあるから”ヒトコワ”寄りかもしれないけど。
でも、トイレから部屋に戻るまでに本当に30秒もかかっていなかったからね。
トイレの位置がすぐそこだったし、
毎回トイレに立つ度に心の中で数えていたので。
私物を触られるのって気持ち悪くない?((汗
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じゃあ、店員さんの勘違いだったのかな?
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謎過ぎる・・・。
特に何か怖いものを見たとか、怖い目に遭ったというわけではない。
めちゃくちゃ怖い話を期待させてしまっていたらごめんなさい。
ただ奇妙な体験でした。
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こういう系の怖い話ならまだまだ持っています。
また書いてみたいと思った時に更新するね!
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ではでは。
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