どうしようもなく他人の容姿に嫉妬してしまう時の対処法

内面コンプレックス

*

皆さんは、他人に嫉妬してしまうことはありませんか?

*

誰もが一度は、何らかの理由で人に嫉妬するはず。

例えば、容姿、年収、職業、学歴、キャリア、経験など、嫉妬の対象はたくさんある。

その中でも、今回は女性同士の容姿の嫉妬をメインに話していきたい。

*

容姿で言えば、美人な女性は嫉妬の対象になりやすい。

美人と言っても、今は色んなタイプの美人がいるから、

どこを見て美人だと判断するかは人それぞれの基準があるけど、

1番注目するのは、やはり顔だと思う。

平凡な顔よりも、

華のある美人な顔のほうが良いに決まっている。

と言えるのも、平凡な顔で生まれてきた私だからこそ思うことで、

実際に美人がどう感じて生きてきたのかは一生わからないだろう。

*

他人に無関心だった私も、

あることがきっかけで、

他人の容姿に嫉妬するようになってしまった。

*

そこで、私が嫉妬で苦しんでいた頃の話と共に、

当時の嫉妬への対処法を紹介していく!

今では他人の容姿に対して、

感情が狂いそうになる程の嫉妬をすることはなくなった。

スポンサーリンク

嫉妬は誰の心にも存在する

自分でいうのも変だけど、私は嫉妬しない人間だと思っていた。

なぜなら、他人にも自分にも無関心で、プライドさえなかったから。

特に、学生時代までの人生は投げやりに生きてきたので、

嫉妬とは無縁な人生を送るのだろうと勝手に思い込んでいた。

美肌を自慢する友人が憎かった

嫉妬の序章で、中学生の頃の話。

ニキビで肌が汚かった私のそばには、いつも肌が綺麗な友人がいた。

その友人はとても色白で至近距離でも毛穴が見えないくらい綺麗な肌の持ち主だった。

私の隣にいると、それがもうより一層際立つので、内心とても辛かった。

彼女自身も肌が綺麗なのを自覚しているので、周りに褒められることを知っていた。

隣で褒められているのを見ると正直辛かったけど、それだけなら別に構わない。

ただ、私のニキビに色々口を出してきたり、

ご自慢の肌をアピールして話題にする彼女の無神経さに腹が立って、

私は彼女がとても憎かった。

嫉妬とは違う感情が沸いていた。

当時は思春期真っ盛りだったが、

ニキビ以外の悩みは特になく、

先に言った通り何もかも無関心だったから、嫉妬することもなかった。

美人が入ってきた!と騒ぐ職場

次は、大学生になっても全く自分の容姿に関心がなかった頃(ただニキビには悩んでいた)の話。

人の外見の話しかしない人達が集まったバイト先で働いていた時のこと。

そこでは新人の女性が入ってくるたびに、顔で判断する人が数人いた。

若かったり、美人だったりすると、学生のようにいちいち騒ぐ。

騒ぐほどのことか?と呆れていたけど、

自分が新人の時にそんなやり取りがされていたかと思うと、複雑な気持ちになった。

そこの職場は年齢層は高かったけど、

若い頃は派手に遊んできた&美形な人が多かったので、

人の容姿に反応しやすいのかもしれない。

お洒落な人ほど、他人の容姿にも厳しいのか、

人の見た目をけなす傾向があるように感じる。

その頃から、自分と他人を比較されることに恐怖や焦りを感じ始めた。

見た目がラテン系で派手なタイプが好きな彼氏

他人の容姿への嫉妬が一気に加速するきっかけになった話。

*

私の見た目は地味で目立たないので、

今まで一度も容姿を褒められたことがない。

ブスとも言われたことはないけど、

本当のブスにはブスと言えないと聞いたことがある(涙。

多分、普通過ぎて他人に興味を持たれないのだと思う。

*

以前付き合っていた彼氏は、

見た目がラテン系で派手なタイプの女性が好きだった。

その彼氏とは、私が告白して付き合うことになったけど、

後から好きな女性のタイプを聞いて、自分とは真逆すぎてショックだった。

頑張って彼氏の理想に寄せようにも、系統がかけ離れすぎて不可能だった。

そこで、彼の前ではできる限りの濃いメイクをしていくことにした。

当時は顔面ニキビだらけだったので、

本当は極力肌に負担をかけたくなかったが、我慢した。

そんな私の気持ちを知らず、

彼はデートの度に、

好みの女性を見かけるとあからさまに目で追いかけていた。

それに気づくたびに嫌で嫌でたまらなかった。

自分では頑張ってるつもりなのに、よそ見をする彼氏が許せなかった。

段々、自分の容姿に自信がなくなってきて、

以前よりも、自分と他人の容姿を比較するようになってしまった。

燃え盛る嫉妬に追随する感情で精神を病む

いつの間にか、嫉妬が癖になった。

嫉妬心に火が付く瞬間が、自分でもわかるようになった。

*

この嫉妬心のせいで、外見コンプレックスが形成されて、

今まで以上に生きづらく感じるようになった。

*

私の周りは嫉妬の対象で溢れている。

当時は、職場の人、駅のホームで立っている人、通勤中の電車に乗っている人、道ですれ違う人、エレベーターに乗り合わせた人でさえ、

容姿が良い人を見かけると、すぐに嫉妬するようになった。

一度しか会わないであろう人にまで嫉妬するなんてどうかしている。

本当にイチイチ嫉妬している自分が情けなくなった。

だけど、嫉妬というのは誤魔化しが効かない感情のようで、

抑えようにも抑えきれないらしい。

*

確かに生きていく上では外見が全てではないが、

容姿が良いことに越したことはない。

実際に容姿が良い人が優遇されるのも、事実としてある。

それを目の当たりにすると、

始めのうちは嫉妬に近い感情が沸々と湧いてくるけど、

そこから一気に飛躍して

最終的に自分の存在価値って一体何なんだろう?という所まで、

気持ちが落ちてしまう。

*

私は仕事中に何度かそれを経験した。

“仕事と直接関係のない容姿のことなのに、

なんでこんなに気にしないといけないのか”と思うことが多々あった。

嫉妬の炎を完全に消して再燃させない

嫉妬は復讐や呪いに似ている。

封じ込みがとても難しく、一度嫉妬の炎が燃え上がるとなかなか消えない。

一時的に消えたとしても、再燃しやすい。

*

いい加減、嫉妬しすぎて疲れた・・・。

その場しのぎの対処法では、

いつまでも嫉妬に苦しめられることが重々わかったので、

嫉妬と徹底的に向き合うことで、

自分を楽にしてあげる方法を紹介していく!

飽きるまで嫉妬しまくる

嫉妬を抑え込まずに、自分の気持ちに嘘をつかず、素直に、徹底的に嫉妬しまくる。

私は大体いつも最初のうちはこの方法を使う。

朝から夜まで嫉妬に狂って・・・終いしまに疲れて寝る。

こんな生活を毎日送り続けると、いつの間にか嫉妬しなくなっていった。

とりあえず、飽きるまで嫉妬して、

この時間が無駄だと感じるようになったら、やっと嫉妬から解放される。

嫉妬している最中は、

嫉妬相手のことを考えたり、目で追ったりしない?

相手の細部まで観察しているうちに、

相手自身の完璧ではない所が必ず見つかる。

*

私は初対面の相手に嫉妬することが多かった。

初対面なら、お互いに第一印象を良くするに決まっているはず。

それを頭の中で勝手に都合よく補整して、

自ら作り出した虚像に嫉妬していたのだと思う。

その時は、相手の考え方や価値観を知ることで、嫉妬しなくなっていった。

時間をかけて相手の内面を知るにつれて、なんだか許せる気がする。

*

それでも、嫉妬で支配されているなら、次!

嫉妬してしまう自分を許す

嫉妬を邪悪な感情で悪い事だと思うかもしれない。

が、嫉妬している自分を許すことほど難しいことはない。

*

自分の心の中で抑え込める程度の嫉妬なら、

心の中だけでも暴れさせてあげよ?

*

心の中で思うことは自由。

何にも悪いことはしてないし、バレない。

感情を押し殺してなかったことにするよりも、むしろ健康的。

他人の容姿を批判する人から離れる

すぐに他人の容姿をあれこれ言いたがる人とつるむことは、

精神衛生上良くない。

そんな人は、陰であなたの容姿もけなしているかもしれない。

そういう人達のそばにいると、

あなた自身も他人の容姿を批判する癖がつく。

一度悪い癖がつくと、なかなか抜けないよ?

“類は友を呼ぶ”の法則で、

容姿を批判する人達の集団、つまり似た者同士の集まりができる。

自分の容姿の悪口を言われたくないなら、

自分も他人の容姿を批判しないようにしよう。

嫉妬を自分磨きのモチベーションにする

これこそ、嫉妬の有効活用!

他人の容姿への嫉妬をモチベーションに変えて、プラスの方向に持って行く。

実際に、こういう人のほうが圧倒的に多そうだ。

*

嫉妬の使い方次第で、

自分磨きも出来て、自分史上最高になれるかもしれない。

*

人の意志はけっこう脆い。

どんなに強く思っても、途中で挫けてしまうことも多い。

人間の感情の中で1番長く続くものは“復讐心”だと聞いたことがある。

嫉妬と復讐は意味は違うけど、私は近い存在に感じる。

嫉妬をモチベーションやエネルギーに変えることで、

人間的にも磨かれて強くなれたら良いね!

他人の容姿の良さを認める

そもそも、容姿を競うことの馬鹿馬鹿しさに気づいてしまった方が楽かもしれない。

そうでなければ、一生他人への容姿の嫉妬と付き合っていくことになる。

いつの間にか、嫉妬のせいで果てしない容姿の競い合いに加わってしまっている人は、

“自分には関係のないこと”と割り切って辞退することをオススメしたい。

*

日本ではないけど、

ロシアでは“女性の美は一つではない”とされているらしい。

*

皆それぞれの美を持っていて、お互いにそれを認めている。

容姿に限らず、

人は自分に持っていない他人の良い所を羨ましがる癖がある。

いくら羨ましく思ったところで、

手に入らないものもあるのに、いつまでもそれに執着するのか?

いい加減、気づこう。

容姿以外のことで自分に自信をもつ

自分に自信をもつことは、何においても有効な解決法。

容姿以外で自分に自信がもてる何かを見つけて、

それを極めることを勧めたい。

要するに、自分に自信をもつ=自分の良さ、強み、特技を見つける、が手っ取り早い。

その他にも、誰も経験したことのない事や皆が諦めてきた(実現不可能な)事をやってみるのも良いと思う。

*

容姿で勝負しようとするからいけないのだ。

個人的には、常に容姿を気にする人よりも、

揺るぎない自信をつけるために頑張っている人のほうがとても魅力的だ。

*

努力で得た自信は、美と違って廃れない。

日本を離れる

究極の選択として、

周りの目を気にする日本から出て、自分の好きな国に行ってみるのも良いかも?

*

個性が薄い日本人だからこそ、

少しの差をほじくってつつきあうんだ。

*

外国人から見れば、

一重の女性と二重の女性の差なんて気にしないらしい。

国によって、美の基準も全然違ってくる。

つまり、日本の美の基準が世界共通でないことがわかるはず。

日本以外の国の価値観に触れることで、

他人の容姿への捉え方がきっと変わっていくはず。

*

以上が、他人の容姿への嫉妬対策でした。

どれもこっそりと簡単にできることだと思う。

*

どうしても嫉妬がおさまらない時に、ぜひ試してみて!

全体を通しての主張は、“嫉妬は悪くない”ってこと。

ただ、嫉妬を正当化しすぎて、

行き過ぎた行為に奔ってしまう可能性もあるから気をつけて。

相手を傷つける方法で嫉妬を封じ込めようとするのは絶対にダメだよ!

勝手に嫉妬されて迷惑なのは向こうだから(笑。

*

ではでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました