高校2年生までの私は典型的な一重瞼だった。
25歳の時に埋没手術を受けて整形二重になったけど、
それまでは自力で手に入れた二重を維持していた。
*
せっかく二重になったのに、
なぜ今更整形したのかというと、
自分の理想の二重に寄せたかったから。
*
二重は二重でも、自分のなりたい二重がある。
それは整形しないと叶えられなかった・・・。
*
そんな元一重の私が、
整形なしで自力で何年間も維持した二重or奥二重の癖付けの方法を紹介していく。
特に、瞼の薄い一重さん対象の二重の癖付け術!
なぜ二重まぶたが魅力的に見えるのか
前置きが苦手な方はスルーして目次から読みたいページに飛んで!
二重のメリットと一重のデメリット
一重にも二重にもメリットとデメリットの両方が存在する。
この記事の読者さんは、一重のデメリットに悩んでいて、二重になりたい人だろうと思うので、
一般的な一重のデメリットを挙げてみると、
目つきが悪い、目が小さい、顔全体が地味に見える、メイク映えしない、二重を作るとメイクに時間がかかる、メイクのレパートリーが狭まる、など。
*
一方で、二重のメリットを挙げると、
目がぱっちりしている、目が大きくみえる、愛嬌がある、メイク映えしやすい、二重を作らない分メイクの工程が少ない、色んなメイクを楽しめる、など。
一重のデメリットとは逆だ。
*
個人的には、二重の方が可愛い、綺麗、派手という印象を与えやすいように思う。
※ここでは一重のメリットと二重のデメリットは省く
二重は盛らなくても目ヂカラ最強説
今や男性も女性も関係なくメイクをする時代。
メイクのこだわりが最も反映しやすいパーツは、圧倒的に目ではないだろうか。
なぜなら、目元の印象によって顔全体の雰囲気も左右されるし、
目が1番自由自在にアレンジしやすい部位だから。
特に、一重か、二重かでアイメイクのやり方も変わってくる。
二重にも末広がりタイプや平行タイプなど色んなパターンがあるが、
その辺の細かい区別はなしにして、
二重まぶたなら、瞼に二重のラインがあるだけでも目が大きく見えるし、
薄いアイシャドウや細いアイラインを引いただけでも、
目ヂカラが出てアイメイクが映えやすい。
逆に一重だと二重のラインがない分、目の印象が弱いため、
二重と同じメイクのやり方では思うように目ヂカラは出ない。
もちろん、一重でも工夫次第で目ヂカラは出せるけど、
ある程度濃くメイクしなければ、二重と同等の目ヂカラを出すことはできない。
もはや、メイク技術がないと、一重は盛れない。
*
この目ヂカラこそが二重まぶたの魅力の一つだと、私は思う。
一重=ブスという偏見
特に、思春期真っ盛りの中学生・高校生はお洒落や流行に興味を持つ一方で、
どうしても自分と他人の容姿の優劣を比較や競い合いをしてしまう、
一種の通過儀礼を駆け抜ける時期でもある。
他人の容姿の優れたところを素直に認められず、
一方で自分の容姿に対して不満が生まれやすい。
*
例えば、SNSや雑誌、テレビに出ていてよく見かける芸能人やモデルさんは、
“圧倒的に二重まぶたの人が多い”印象がある。
そう思い込んでしまうと、
“世間に注目される美男美女は全員二重だ”という思い込みが生じると同時に、
一重=ブスという偏見も生まれやすい。
一重なだけで美男美女の集団から外されて取り残されたように感じ、
それが一重コンプレックスを生むきっかけとなってしまうのではないか?
生まれつき一重の私が、朝起きたら突然二重に
ここからは私がどうやって二重になったか話していく!
元々の私の目は超一重の両親から生まれた生粋の一重瞼。
瞼自体はかなり薄いけど、
周囲にはよく“眠いの??”と聞かれるほど、いつも眠たそうな目元をしていた。
一重の時の写真がほとんどなくて、
かなりボケてて見づらいけど、
高校1年生の時の一重まぶた(↓)
見てのとおり、完全な一重まぶた。
当時は自分の見た目に無関心だったので、
当然一重コンプレックス自体もなく、お洒落や美容にも興味がなかった。
*
そんな私が高校2年生の3月、
朝起きると突然、両目とも幅の広い二重まぶたになっていた!
この時初めて二重になった自分の顔を見て、
目がクリクリ、ぱっちりしていて、自分がとても可愛く見えた。
洗顔しても二重が取れる気配もなく。
そのまま学校に行くと、友達に“漫画の目をくっつけたような二重”だと驚かれた(笑。
二重に対する執着心
でも、午後になるとだんだん二重の幅が狭くなり、元の一重に戻りかけていた。
今まで自分の見た目に執着したことがなかったけど、
この時にようやく芽生えたようで、
*
せっかくぱっちりした目になれたのに・・・
このまま二重がなくなってしまうのは嫌だ!!
と強く思ってしまった。
*
学校から帰ってきてすぐに、
家にあったアイプチの棒で二重の線を何度もなぞって液でくっつけた。
寝る前にも二重の線にアイプチを塗って寝た。
翌日になると、
前日よりも二重の幅は狭くなっていたけど、
とりあえず二重のままキープされていた。
*
それからは、寝る前にアイプチを塗って頑張って二重を維持していたけど・・・
その生活を1週間ほど続けているうちに、
次第にアイプチで目が沁みたり、瞼がかぶれ始めるようになった。
この時に使用していたアイプチはドラッグストアで買った激安の液体タイプ。
今では、寝ながら癖づける用のアイプチが有名だけど、
当時にもそういった商品があったのかどうか・・・。
*
そして、ちょうどその頃、
眼科に受診して目の検査を受けている最中に、
無理やり瞼を持ち上げられたせいで一重に戻ってしまった!!
一重に戻った瞬間、めちゃくちゃショックだった・・・。
アイプチでの癖付けでは二重が定着しない
とりあえず、また二重に戻すにはアイプチを使う必要があった。
でも、瞼の状態が良くない上に、
“アイプチのやり過ぎは皮膚が弛んで伸びてしまう”と聞いたことがあったので、
アイプチ以外の方法で二重を維持しようとネットで探すことに。
たまたま登録していたサイトで、
二重の作り方を詳しく載せているページを見つけた。
二重の維持が目的というより、
メイク前の二重の作り方だったけど、
この時までアイプチ以外で二重になれることを知らなかった~~~!(情弱。
その二重の作り方はもはや知らない人はいないだろう、超一般的なやり方。
絆創膏を使って二重を作る方法。
これなら手先が超不器用な私でも大丈夫そう!と思ったのですぐに実践。
自己流!薄い瞼向けの二重の癖づけ
私の瞼は薄いので、
瞼が分厚い人にはオススメできないかも・・・。
整形しないで自力で二重になりたい人は自己責任で試してみて!
用意するもの
絆創膏で二重を作る=絆創膏で二重テープ(アイテープ)を作るということなので。
用意するものは100均の絆創膏(透明でも肌色でもOK)とはさみと二重プッシャー。
視力が悪い人は透明の絆創膏よりも、肌色タイプの絆創膏の方が扱いやすい。
二重の幅を決める
まず、自分のなりたい二重の線を二重プッシャー(綿棒でもアメピンでもOK)でなぞる。
この時、二重の幅はあまり欲張らずに、
自然にできる二重の位置やプッシャーを押して、
二重になりやすい位置、元々二重の線がついている位置での二重の線をなぞるようにする。
目の形次第だけど、
平行二重にするよりも、末広がりの二重の方が癖が付きやすく、作りやすいかと思う。
私みたいに蒙古襞が張っている人は並行二重にはなりにくいから、
末広がりの二重を作ってみて。
欲張って二重の幅を広く作ってしまうと、永遠に二重にはなることは難しい!
これで絆創膏を貼る前の準備は完了。
二重テープを作る
初めて二重テープを使うなら、
絆創膏の幅を太く、長く切った方が二重になりやすい。
伏し目にして切った絆創膏を二重ラインのすぐ下に貼る。
貼ってから一旦目を閉じて、ゆっくり開けると二重になる。
*
二重テープを貼ってもすぐに一重に戻ってしまう人は、
絆創膏の幅を太めにして、
希望の二重ラインの長さまでの二重テープを作ると良い。
ある程度二重のラインが癖付いている人や目を見開くと二重になる人は、
絆創膏の幅や長さは短くても大丈夫。
*
貼った直後に二重にならなくても、
寝る前に貼っておくと、朝起きた時に二重になっていることもある。
私は基本的に寝る前に二重テープを貼っていたけど、
二重の状態が安定するまで最初は昼間でも貼って過ごした。
昼間に貼る時は細く短く切った絆創膏を使っていたので、
すっぴんの目でも誰にも気づかれなかった!
だんだん癖がついて二重が安定してきたら、寝る前だけ貼るようにした。
*
私の瞼は最初のアイプチのおかげで、
すでに二重の線がついていたし、
瞼が薄かったこともあり、比較的二重にはなりやすい状態だったようだ。
それほど時間はかからずに二重になったけど、
左右で二重になりやすい・なりにくい、方があるようで、
左目は早く定着したけど、
右目は定着しにくくてかなり時間がかかった。
右目には二重の線がたくさんついていたので、
朝起きるたびに毎回違う線で二重になって、毎日顔が違っていた(笑。
右目は完全に定着するまで2~3ヶ月はかかったと思う。
アイテープだけでは二重は維持できない
二重を完全に定着させるにはアイテープだけでは難しい。
二重の線や位置を癖づける以外にも、目の開き方の癖をつける必要がある。
二重を完全に定着させるには
アイプチでもアイテープでも、
二重を作る時は目に力を入れて見開いて二重にしていない??
あの感覚を意識して。
最初は目に力を入れて無理して見開く感じで、常に二重を意識する。
指で二重になっているか確かめても良い。
常にまぶたの筋肉を意識するんだ。
まばたきをすること癖をつけてもいいくらい。
*
最初のうちは慣れないので、
目が疲れて肩が凝ったり、頭痛がしたりするけど、
次第に目の開き方に癖がついて二重テープを貼らなくても二重になる。
*
アイプチやアイテープで瞼の脂肪を持ち上げて二重にするだけでは、一生、二重は定着しない。
マッサージでの二重定着はリスクが大きい
ちなみに、二重を定着させるためにまぶたをこすることやまぶたをマッサージするのは絶対にNG!
やたらに目や目の周りの皮膚を刺激するのは良くないし、
将来的にシワになってしまう可能性もある。
多分、マッサージで二重の癖付けをするにしても、
目の開き方を癖付けないと無理だと思う。
整形するまで7年以上二重を維持した
整形前まではこのやり方で7年以上二重を維持することに成功済み!
残念ながら、左右対称の二重ではないし、幅も狭くて二重の線も薄いけど、
一応、右目が二重で、左目が奥二重。
二重になってからは、自分でも一重の頃の面影を全く感じない。
ていうか、一重の時の自分の顔なんて忘れてしまった。
期限切れのパスポートの写真しか残ってない(笑。
*
一重の時よりも倍以上の目の大きさにはなったけど、
残念ながら、
二重になっただけでは
私の顔は全然可愛くも綺麗にもなれなかった。
ただ、母には二重になってから顔が優しく見えると言われたし、
当時の担任の先生にも目がパッチリしたと言ってもらえた。
*
たまに前日の夜に泣きすぎてしまうと、
翌日の半日間は目が腫れて、一時的に一重に戻ることはあった。
でも、この場合は自然に二重に戻るまで待つと良い。
一重になってしまった時は熱めのシャワーを浴びたり、
まぶたに氷を当てると早く二重に戻りやすい。
完全に二重が定着するまでは、
できるだけ目を腫らす行為は避けた方が良いかも。
二重が定着すれば、
たとえアートメイクの施術(アイライン)で瞼がパンパンに腫れてしまっても、
半日経てばすぐに元に戻るから安心して。
↓
二重信者にはなってほしくない
ここまで二重のやり方を紹介してきたけど、
(↑)の方法で、念願の二重を手に入れた方達はおめでとうございます!!
二重になりたい理由は人それぞれだし、
二重を手に入れられたのは、あなたが努力した結果。
自力で二重になったことは誇れることだと思う。
そして、中には二重になったおかげで、
周囲にちやほやされるようになった人もいるかもしれない。
それは悪いことではないし、喜ばしい事ではあるけれど・・・
*
二重というだけで、
いつの間にか一重の人を見下す態度をとってしまっていない⁇
二重の人間が優れているという、
二重崇拝のような狂信的な考えに染まっていない⁇
*
元一重の友人が二重になった途端、一重の友人をディスる
という話を聞いたことがあったので、一応忠告しておく!
ちょっと二重になったくらいで思い上がって、
そんなダサいことはしないで!(笑
この記事のせいで二重信者に成り下がってしまうと私も困るので(汗。
二重になったとはいえ、
もちろん、
一重には一重の良さがあり、
二重には二重の良さがある。
誰もが皆、二重が似合うわけではない。
*
美容が発展して二重人口が溢れかえっている今。
年々、整形に対して寛容になりつつある一方で、
どれだけの人が自分の一重を活かして楽しんでいるのだろうか?
*
二重になる方法を教えている記事ではあるけど、
一重コンプレックスをもつ必要なんて全くない。
二重になるのも、一重のままでいるのも、
誰にも干渉されることではない。
他人にああだこうだ言われる筋合いはない。
そもそも人の目に対していちゃもんつけてくる人のほうがおかしい。
一重でも二重でも自分が良ければそれでいい。
*
ではでは。
コメント