食事制限ダイエットで10kg落とした後に現れた健康被害

経験談

ほんの少し前まで非嘔吐過食症に物凄く苦しんでいた私だけど、

過去のダイエット話でモチベーションを上げようと思って、今回の記事を書くことにした。

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2020.5.2現在の体重が48.7kg(身長154cm)で、

過食する頻度は少し落ち着いてきたけど、

仕事が休みの前日だと、気が抜けて止まらない状態になる。

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20代後半になると、基礎代謝も落ちてきたようで、

20代前半の時とは違う脂肪の付き方に変わってきて、

標準体重以下でも、気をつけないと中年のような体型になってしまう((汗。

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思えば、初めて本気でダイエットをしたのは約7年前の、大学生の時で当時19歳。

その時は、食事制限ダイエットをして、半年で10kgの減量に成功した。

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高校中退して引きこもり気味に

当時の私の体型は、身長153cm、体重43~44kgで、標準よりも少し痩せている体型。

高校3年生の時に色々あって退学した(↓)。

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その後、通信制高校に編入してからは1ヶ月に1回の通学になったので、あまり外に出なくなった。

通学の距離を歩く以外は運動しないので、

前と変わらない量をずっと食べていたら、どんどん太ってしまった(汗。

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元々食べることが大好きだった。

普通の高校なら、体育の授業や移動クラスがあったりと、

多少校内を歩き回るけど、それが全然なかったので、高校を卒業する頃にはぽっちゃり体型に。

体重だと48kgくらいかな?卒業写真は顔がパンパンだった。

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高校卒業後、1年間浪人していたので、予備校に行く以外はほとんど家に引きこもり状態に。

そして、大学に入学した時点で、50kg近くまで増えていたと思う。

昼食は炭水化物のオンパレード

大学での昼ごはんは、毎日コンビニで買っていた。

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当時の私の食生活はこんなん(↓)。

朝早くに学校に着いて、コンビニで買ったお菓子や麺類を食べる。

通学時間が長かったので、学校に着くとすぐにお腹が減る。

講義中にお腹が鳴るのが嫌だったので、1限目が始まるギリギリまでずっと食べていた。

昼食は、炭水化物+炭水化物の組み合わせで食べることがほとんど。

うどん+パスタ+おにぎりの時もあって、

一緒に食べていた少食の友達がギョッとするほどの量を食べていたね(笑。

1回生の7月まではずっとこんな調子の昼ごはんだった。

休憩時間には毎回甘いデザートを買いにコンビニや大学内の売店に走って行った。

コンビニ食の味つけは添加物が多いせいか、中毒性がある。

もはや、コンビニ依存症状態。

まあ、大学生の食生活って、こんなもんだと思うんだよね!

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それに加えて、大学の学科では週に何回か調理実習があったので、何かと食べる機会も多かった。

朝昼夜3食+調理実習の1食+間食でどんどん太っていき、MAX52kgまで到達した。

高校時代の友達が痩せて垢抜けていた

ダイエットするきっかけとなったのは、

大学1回生の時の夏休みに、久しぶりに高校時代の友達2人と遊んだ時。

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私よりもぽっちゃりしていた彼女達が、

いつのまにか痩せてスレンダー体型になっていることに驚いた。

大学生活の忙しさに揉まれていくうちに、自然と痩せていったらしい。

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私は10kg近く増えたのと逆に、彼女達は5kg痩せていた。

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それがとてもショックだった。

当時の私は顔面ニキビだらけな上に、

体型も太って醜くなってしまったので、本当に自分に自信がなかった。

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一方で、痩せた彼女達は、高校の時よりも垢抜けて、キラキラしていた。

私も、痩せたら彼女達のように垢ぬけられるのかという期待と、

自分だけが太ってしまった悔しさでダイエットを始めた。

彼女達と遊ぶ予定が決まった時点で、

ぼちぼちダイエットを始めて、いつもよりもコンビニで買う量を抑えたりしていたが、

やっと本気で取り組むようになったのが彼女達と会ってからだ。

食事制限ダイエットを開始

ダイエット計画を立てるために、“減量計画”というアプリを使い始めた。

ダイエット開始時の体重と目標体重を設定して、

ダイエット期間から1日どのくらい減量すれば、その期間中に痩せられるか、を算出した。

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ダイエット開始時の値は身長153cm、体重51kg(BMI21.8)で、目標体重は42.5kg(BMI18.2)。

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目標体重のBMIは低体重気味の値だけど、

体重よりも太って見えるので、目標体重を低く設定した。

下剤で-1.5kg

本格的にダイエットを始める前。

便秘気味だったので1度下剤を飲んだら、

翌日には一気に1.5kg体重が落ちて、49.5kgになった。

この流れに乗って、ダイエットを始めることにした。

2か月で-5kgの減量に成功

私のダイエットは、食事制限ダイエットの部類に入るけど、

何かを参考にしたわけではないので、完全に自己流ダイエット

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ダイエットのメニューはこんなん(↓)。

トマト缶詰を使った鶏肉と野菜入りスープを1~2日分鍋で作っておいて、1日3食食べていた。

3食のうち、朝か昼のどちらかでお米などの炭水化物を食べて、夜は炭水化物抜き。

夜ごはんは家族が作ってくれていたので、自分が作ったスープ+おかずで済ました。

ダイエット中も、家族が作ってくれたごはんはちゃんと食べるようにしていたけど、

夜ごはんの量が多い場合は、次の日の食べる量を調整した。

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間食は、ミルクティーや蒸したサツマイモのみで、

砂糖たっぷりのミルクティーだけでも1日3回くらい飲んだりしたよ。

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ダイエットは食事制限がメインだったので、

運動は無理にしなかったが、

フラフープ、ステップ台を使った昇降運動、腹筋、ロングブレスなど、

その日の気分で適当にやっていた。

運動する時は、クーラーを消して、しょうが湯を飲みながら、なるべく汗をかきやすい環境を作った。

入浴は、漫画を読みながら最低10分は全身浴で汗をかくようにした。

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そして、

8月に本格的にダイエットを始めて、

大学の後期が始まる9月末には、44~45kgまで落とすことに成功した。

2か月で-5kg減量した。

目標体重達成までは夜ごはん抜き

44kg辺りまでは順調に体重を落とすことができたけど、ここからが大変だった。

元の体重(51kg)の10%までは、すんなり体重を落とせる。

が、これ以上の減量になると、体重が落ちにくくなるようだ。

目標体重の42.5kgまで、あと1.5~2.5kg落とす必要があった。

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停滞期が来るのがわかっていたので、焦らず地道にダイエットを続けることにした。

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新学期が始まってから、コンビニは止めて、お弁当を持っていくようになった。

一気にガッツいて食べてしまう癖があるので、

少食の友達のゆっくりしたペースに合わせて食べるようにした。

講義が遅い日は夜ごはんを抜いて、夜ごはんを翌朝に回すようにした。

そのおかげもあって、翌年の1~2月頃には、目標体重の42.5kgに達成。

食事制限して、半年でMAX52kgから約10kgのダイエットに成功した!

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ダイエットに成功した直後は達成感でいっぱいになって、

誰の目から見ても痩せた体型を手に入れたことに嬉しくて満足した。

ガリガリ体型ではないけど、お腹を引っ込めなくても見えるあばらにうっとりした。

この時までは異常な凹み具合のお腹を見ては痩せた余韻に浸っていた。

ここまでがダイエットに成功した話。

-10kgダイエット後の健康被害

ここからは、ダイエット後の話で、良いことは言えない。

2回生に上がっても42.5kgの体重をキープ。

ダイエット中よりも食べる量は増えたが、

相変わらず、夜ごはんは炭水化物を抜いたり、夜ごはん自体を抜いたりしながら、体重をコントロールしていた。

日によっては、42kgを下回ることもあった。

それがいけなかったのかもしれない。

2回生になると、実習や実験が増えて1回生の時よりもかなり忙しい日々を送っていた。

たった3分間の歩行でダウン

所属していた学科では運動生理学実験という、体育のような授業があった。

内容によっては座学での講義だが、基本的には身体を動かすことが多かった。

ある日の講義。

有酸素運運動で運動強度別に脈拍数を測るために、体育館を何周か歩かされることがあった。

元々体力がなかった私にはキツかったんだけど・・・。

皆は普通に歩けているのに、自分だけ息が切れて、終わった後に倒れ込んでしまった。

その後は、助手さんに保冷剤をもらって、体育館の隅で休んでいた。

たった3分間の歩行なのに。

今までに味わったことのないしんどさだ。

この授業が何度かあって、毎回息絶え絶え。

皆しんどくないのかと不思議に思いながら休んでいたけど、

この後に全員でドッヂボールをやっていたので、私だけが異常なようだった。

実年齢20歳=骨年齢が77歳

(↑)の話と同時期で、同じく運動生理学実験中。

超音波骨密度測定装置を使って、骨密度を測る機会があった。

これはかかとの骨を使って測定する。

踵の骨は95%が海綿骨で出来ている。

海綿骨の骨量の減少は骨粗鬆症の判定材料になるので、

海綿骨の多い踵の骨を調べれば、容易に骨の強度を知ることができるそうだ。

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当時の私の結果が(↓)。

Speed of Soundが速いほど骨密度が高い。

私の友達が1500以上を軽々と超えていたので、遅い方(=骨密度が低い)かもしれない。

%YAMは若年の平均と比べて何%であるかというもので、

80%以上が正常範囲だが、私の場合は70%未満なので骨粗鬆症レベルに値する。

このグラフだと、骨年齢が77歳だと読み取れるね。

ダイエット前のデータがないので、

この結果がダイエットの影響を受けたのかは実際のところわからない。

が、可能性としてはあり得る。

ダイエットで向き合うのは自分自身

数字的には、半年で10kgの減量は、決して無理なダイエットではなかったはず。

ただ、途中からがむしゃらにやっていた。

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ダイエット期間中の最後の2か月間は、炭水化物をほとんど食べなかった。

おまけに食べていた食材も偏った野菜メインで、

肉や魚などのタンパク質も全然摂れていなかった。

運動も全くだったから、筋肉や体力も落ちてしまって、

それが体育の授業で思いっきり現れたんだと思う。

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*

ダイエット直後にはわからなかった健康被害が、数か月後には明るみになった。

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ダイエットをする理由や目的は人それぞれだろう。

私も最初は太っている自分が嫌でたまらなかった。

痩せたら自分を好きになって、自信もつくと思っていた。

その考え方自体は間違っていないはず。

だけど、ダイエット後は痩せた自分を手放したくなくなった。

あの頃の太った自分に、一瞬でも戻りたくない。

他人からすれば、

太っていた頃の私でさえ、痩せていると言うかもしれない。

それでも、当時はダイエットが絶対に必要だと思った。

健康被害は出たけど、ダイエットをやったことは後悔していない。

ただ、やり方がマズかっただけだ(汗。

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ダイエットは、本来なら健康目的で行われるはず。

だが、理想の美を追求すると、健康は二の次になりやすい。

私は今までのダイエット経験から、

美と健康は両極端にあると考えています。

背中合わせにいる存在だと思っていた時期もあったけど、やっぱり違う気がする。

この辺は考え方がまた変わるかもしれないけど。

理想の美と健康を両立させるのは永遠の課題だ(涙。

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今ではダイエットをするにしても、食事制限だけのダイエットはしないようにしている。

皆さんも、私みたいにならないように気をつけてね!

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ではでは。

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