私は10代の頃からずっと、ニキビとオイリー肌(脂性肌)に悩まされてきた。
ニキビを隠すためにファンデーションを塗っても、
2時間で皮脂でドロドロになって崩れてしまう・・・という経験を何度もして、
今年(2020年)で20代後半に突入したけど、
ニキビは24歳の時に受けたイソトレチノイン治療のおかげで、
ほぼ悩むことはなくなった(↓)

⇒ニキビ歴13年の私がロアキュテインを服用までの経緯と心構え
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ただ、オイリー肌はすこぶる健在で、
10代の頃よりはすこーしマシになった程度。
超オイリーからオイリーになったレベルで、
さすがに2時間では崩れなくなった(笑。
それでも、そんじゃそこらのオイリー肌でないことは断言できる。
ニキビ治療薬(皮脂抑制剤)のロアキュテインを飲んでも、乾燥知らず!
10代から大学卒業までの23歳ぐらいまでが、
皮脂の分泌が1番盛んだったかも。
当ブログではいつもニキビのことばかり話しているので、
今回はオイリー肌(脂性肌)に注目して、話していく!
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オイリー肌の特徴として、
一般的にニキビや毛穴などの肌トラブルが多いことが挙げられる。
個人的な印象としては、
部分的なオイリー肌(混合肌)の人の方が全体的に多いように感じる。
完全なオイリー肌の人は少なそうな印象だ。
その証拠に私の周りの人達を見ても乾燥肌が圧倒的に多い・・・。
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一方の私は何でも少数派に区分されがちだけど、
全身超オイリーの民。
顔のみならず、首、胸、背中、耳の裏までも
皮脂でギトギトになる(指に油がガッツリつく)。
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そんな私がオイリー肌で1番苦労したことは、
とにかくメイクが崩れやすいこと!
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今の仕事はメイクしないでOKなので、
マスク+すっぴんで通勤しているけど、
ニキビが酷くて毎日メイクをしていた頃はすぐに崩れるから、
隙を見てメイク直しをしていた。
もうね・・・瞼まで皮脂でテカテカになるから、
アイシャドウやアイラインがヨレるヨレる。
中でも困ったのが、ファンデショーンがすぐにドロドロになるから、
ニキビやニキビ跡が丸見えになって、
めっちゃ精神的ダメージを喰らった。
ベースメイクはオイリー肌にとっては超重要。
なぜなら、オイリー肌特有の毛穴の開きや赤みをカバーしたいから。
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そんなオイリー肌によるメイク崩れの1番の原因は過剰な皮脂分泌なので、
皮脂対策は必須!
超オイリー肌の私でもちゃんと皮脂対策をすれば、
4~6時間と比較的長時間メイクがもつようになった。
1日に何度もしていたメイク直しも1回で済む。
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時期によって、皮脂対策のやり方が多少変わるけど、
今回は、ニキビとオイリー肌全盛期の時にやっていた皮脂対策を紹介したい。
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※注意事項※
この皮脂対策はメイクアップによる皮脂抑制効果なので、
オイリー肌を根本的に改善する方法ではありません。
私の経験談を基にした自己流のやり方なので、
正しいスキンケアの知識や医学的根拠は乏しいです。
ここでいうオイリー肌(脂性肌)は、
乾燥によって引き起こされるのではなく、
スキンケアでは改善が不可能な(or先天的な)オイリー肌を指しています。
ちなみに、私の母もオイリー肌だったので遺伝要素強め(ただ母はニキビが出来たことない)。
オイリー肌向け!メイク前のスキンケア
乾燥肌、普通肌、脂性肌(オイリー肌)・・・と、
肌質に限らず、メイク前のスキンケアは絶対に必要!
過度な保湿は不要
オイリー肌の場合、洗顔後に過度な保湿は必要ない。
化粧水の後に美容液を塗り重ねるくらいで十分。
ただし、油分の多い乳液やクリームはメイク崩れの原因になるので、
メイク前には使わないほうが良い。
人によっては化粧水のみ、美容液のみでもOK!
基本的にオイリー肌の人は油分の多い化粧品をなるべく避けたほうが無難。
その後、ティッシュやペーパータオルで余分なベタつきを取り除く。
もしくは、ベタつきを抑えるためにパウダーを使っても良いと思う。
スキンケアパウダーとして一押しアイテム
私が保湿後のパウダーとしてオススメしたいのは、
セラ コスメティックスのユウラ ストレーテストセラム。


当時、私の好きな美容家さんが愛用していて購入。
美容液をパウダーにしたスキンケアパウダーで、
ビタミンC誘導体やアルブチンが配合されているので美白対策にもなる。
今は使っていないけど、
当時はスキンケア後のベタつきを抑えるためによく使っていた(これの前はベビーパウダーだった)。
このパウダーは粒子がかなり細かくて、
化粧水を塗った後のベタついた肌の上でも白く固まったりしない。
皮脂のテカりも防いでくれるので、1日中肌がサラサラの状態で快適だった。
夜のスキンケアで色々塗りたくった後に使っても、朝起きた時までサラサラの状態~。
普通より少しオイリー気味程度の人なら、
スキンケアの後に、ユウラ ストレーテストセラムを塗ってからメイクするだけでも、
そこそこ皮脂の分泌を抑えることが出来るはず。
それか、メイクの最後にフィニッシュパウダーとして使うのもあり。
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値段は約9000円と高めだけど、
量は30gで朝と夜の2回たっぷり使って2か月はもった!
ファンデの前に皮脂コントロール化粧品を仕込む
スキンケア後のベタつきを取り除いたら、
次にファンデーションを塗る準備に入っていく。
ちなみに、私は下地クリーム、日焼け止め、コンシーラーは使わない。
これらを塗るとすぐにベタつきやテカりを感じて、肌心地がとても不快だったし、
いつも以上にニキビが出来やすいように感じたから止めた。
どうしても長時間つけてられなかったし、
すぐに崩れてメイク直しの回数だけが増えてしまった。
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さて、皮脂対策をする上で、ここからが重要な仕込み作業に入る。
ファンデーションの前に、
皮脂をコントロールする化粧品を塗っておく必要がある。
数少ない皮脂をコントロールする化粧品の中から、
使って良かったものを紹介する。
テックスメックス オイルコントロールジェル

テックスメックスは男性用の化粧品だけど、女性でも問題なく使えるよ!
むしろ、男性用化粧品の方が皮脂対策向けの化粧品が多い。
Amazonで購入して値段は1000円程とかなり安かった。
写真の通り、
白いジェルでメントールが入っているので、
少しスースーして毛穴が引き締まる感覚がある。
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使い方は、指に少量を取って肌に塗ります(掌で馴染ませて塗ってもOK)。
塗り過ぎは後々テカりやすくなるので注意。
皮脂吸収パウダーが配合されているので、塗った瞬間からサラサラになる。
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さすがに長時間(6時間以上)皮脂を抑え続けるのは無理だったけど、
それでもかなり優秀なアイテムだった。
ザスコスメティック オイルブロッカーEX


皮脂吸収クリームで有名なのがザスコスメティックのオイルブロッカーEX。
これも男性用化粧品だけど、もちろん女性でも使える。
今まで触ったことのない、新感触のクリーム。
クリームの表面がサラッとしていて、
空気を含んだようにふんわりとしているので、
いつまでも触っていたくなる~~~。
この時点で皮脂を抑えてくれそうで、期待大!!
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使い方は、少量を指にとってテカりを抑えたい部分に薄く伸ばしながら塗る。
肌に塗り込むとサラッとして一瞬で消える感じで、伸びもまあまあ良い。
逆に塗り過ぎると後々ベタつきやすくなるので、量の調節が必要。
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オイルブロッカーを塗ると、
数時間ベタつきやテカりを防いでくれるし、
メイク直しの時でもベタついた肌の上にのせると一瞬でサラサラ~。
私の場合は、オイルブロッカーを使った時と使わない時では、
ファンデの崩れ方が全然違う。
大体早朝にメイクしてお昼過ぎでも崩れていなかったので、
かなり長時間耐えられる方だと思う。
1個20gで約6000円と高く感じるかもしれないけど、
本当に少量で十分なので、1個で半年近くもった。
毛穴を隠せない&毛穴残りが気になる
肌色のクリームなのでファンデーション代わりになると思いきや、
残念ながら、オイルブロッカーだけでは毛穴さえ隠せない。
ほんのり肌色ではあるが色がほぼつかないので、ファンデの代わりにはならない。
凸凹した毛穴にオイルブロッカーを塗り過ぎると、
余計に毛穴が目立つように見えるので注意して!
私はクレーター状のニキビ跡もかなりあるので、
肌の汚さが際立つこともあった。
2個目をリピして使っているうちに、
クレンジングしても肌に残りやすいように感じたので、
途中で使うのを止めてしまった。
ファンデーションとの相性次第で崩れやすい
それと、オイルブロッカーにはファンデーションとの相性があるのか、
ファンデによっては時間が経つと所々剥げている時があった。
リキッドやクリームファンデと一緒に使っていた時なんかは特に。
リキッドやクリームファンデと使う時は、
最後に肌色のルースパウダーを軽くパフっといた方が良いかも。
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オイルブロッカーEXはメイク崩れを防ぐ点では理想的なアイテムだけど、
肌に優しいかは微妙。
ニキビや毛穴に悩んでいなくて、
肌の強さに自信がある超オイリー肌さんにはオススメ。
オイリー肌向け!メイク崩れしにくいファンデーション
最後に、オイリー肌向けのメイク崩れしにくいファンデーションを紹介!
肌に優しいファンデーションを探すと、
行きつく先はミネラルファンデ―ションになるはず?
経験上、肌の優しさとメイクが崩れないことは相反するので、
ここではミネラルファンデーションはオススメしない。
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オイリー肌向けのファンデーションのタイプは
やはりパウダーファンデーション。
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今までカバー力のあるリキッドやクリームファンデも試してきたけど、
最終的にはパウダーファンデーションがオイリー肌に1番合うことが判明!
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軽度なオイリーなら、
メイク前のスキンケア+パウダーファンデーションだけでもある程度対処できるはず。
しっかり皮脂対策をしたいなら、
メイク前のスキンケア+皮脂コントロール化粧品+パウダーファンデーションで安心できるかと。
セザンヌ ウルトラ カバー UVパクト
私が愛用当時はウルトラカバーUVファンデーションⅡ(生産終了)という名前だったので、
おそらくリニューアルしたものかな?
ウルトラ カバー UVパクトは試していないからよくわからない。
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ウルトラカバーUVファンデーションⅡの時は
ニキビやニキビ跡は完全に隠せないものの、
程よくカバー力があって、
長時間メイク崩れしにくくとても良かった。
レフィルで500円程と安く、毎日使っても1年近くもった。
プチプラコスメの中でも、コスパ最強のファンデだと思う。
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ただ、仕上がりがマットすぎて厚塗り感があるので、
素肌感を残したい人はパフで塗るよりもブラシを使った方が良いかもしれない。
ニキビへの負担を考えてコンシーラーを使わなかったので、
2色購入して色の濃い方をコンシーラー代わりに使っていた。
レブロン カラーステイ UV パウダー ファンデーション

カラーステイ UV パウダー ファンデーション
セザンヌに続いて、“皮脂を味方にする”というキャッチフレーズで選んだ、
レブロンのカラーステイ UV パウダー ファンデーション。
ドラッグストアで1800円程で購入。
レブロンのファンデーションを試すのは、
カラーステイメイクアップのリキッドファンデーション以来。
このリキッドファンデーションも、
“24時間落ちにくくて崩れにくい”というだけあって、
なかなかメイク崩れしにくくて優秀だったけど、
時間が経つと、オイルフリー化粧品特有の毛穴が目立つ現象が起きたので止めた。

カラーステイ UV パウダー ファンデーション
さて、今度のパウダーファンデーションは
“16時間落ちにくくて崩れにくい”といことで、
実際はどうだったかというと先ほどのセザンヌと変わらず。
大体早朝にメイクしてお昼過ぎになるともう限界。
それでも、
崩れ方は毛穴が少し目立つ具合で、
そんなに汚くはなかったので、
ある程度皮脂はコントロール出来ていると思う。
メイク直しする時にこのファンデを使うと、
時間と共に出てきた皮脂のおかげで、
肌への密着度が上がって、化粧もちが良くなるように感じた。
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それと、もう一つ。
このファンデーションの良いところは、カバー力が高いこと!

カラーステイ UV パウダー ファンデーション
塗る前
↓

カラーステイ UV パウダー ファンデーション
一度塗り
(↑)の場合は一度塗りでニキビ跡がかなり目立たなくなった。
もっと塗り重ねれば完全に隠れるけどマットすぎるので、
気になる部分だけ指やブラシにとってピンポイントに重ねて塗ると良さげ。
以上が、私が勝手にオイリー肌向けと決めつけたファンデーションの紹介でした。
皮脂対策後のオイリー肌のメイク直し
ファンデーション後の仕上げに、
ルースパウダーを軽く塗るとさらにメイク崩れしにくいと思う。
とにかくパウダーで肌をサラサラにしておくことが私の中ではマスト!
といっても、いくら念入りに皮脂対策をしても
メイクが崩れやすいのがオイリー肌の宿命といえるだろう。
どうにもならん時は抗っても仕方がない。
メイク崩れしない肌に生まれたかった・・・(涙。
オイリー肌のメイク直しは保湿不要
メイクが崩れた時やメイク直しをする時は、
洗顔ペーパーやリフレッシュシートで、
ある程度皮脂を取り除いてから、
崩れた部分を直したり、場合によっては全部やり直したりしている。
私はメイク直しの時にミストや乳液などで保湿すると顔が痒くなるので、
(↑)のやり方でメイク直しをすることが多い。
メイク直しのやり方はずっと変わっていないかな?
オイリーな上敏感肌でもあるから、
メイクが崩れた上に油分や水分を補うなんて絶対無理。
真のオイリー肌にあぶらとり紙は効果ない
洗顔ペーパーで顔を拭く時はちょんちょんと皮脂をしみ込ませて抑える感じで拭く。
超オイリー肌はあぶらとり紙では間に合わない!
あれで皮脂をしっかり落とせたことなんてある?
よくあぶらとり紙で皮脂取りすぎ問題があるけど、
あれはオイリー肌は例外。
私は何枚使ってもフィルムが透け透けになる。
あぶらとり紙で皮脂の落とし過ぎなんてことは
オイリー肌はまずあり得ないから、心配しなくて大丈夫。
あぶらとり紙で皮脂がなくなるようなら、オイリー肌ではないと思う!
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当時はこんな感じで皮脂対策をやっていた~~懐かしい!
完璧な皮脂対策とはいえないけど、
超オイリー肌の私でも、1分でも長くメイク崩れしない方法でした。
*
ではでは。
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