いつもニキビの話ばかりでつまらない気がしたので、
たまには恋愛の話もしてみたい←
他人の恋愛なんて知らんがなと思われるかもしれないけど((汗。
*
今では恋愛に積極的ではないものの(一生独身確定)、
決して奥手ではないつもり、、、。
特に10代後半からはもうむちゃくちゃな関係を持ったこともあった((黒歴史。
正当化するつもりはこれっぽっちしかないけど、
誰だって黒歴史の一つや二つくらいあると信じたい。
その反省が今になって活かされて、自粛気味でもある((汗。
顔面ニキビで噴火していた時期にも、何人か彼氏がいた。
こんなに肌が汚い女でも付き合ってくれた当時の彼氏達には感謝しかない。
*
その中でも中国人彼氏との恋愛がいまだに忘れられない。
*
まさか、自分が外国人と付き合うなんて思わなかった・・・人生初の国際恋愛。
*
国際恋愛に微塵んの憧れもなかったけど・・・、
大学3回生の頃、3歳年上の中国人男性と付き合っていた。
当時の私は21歳、彼は24歳。
私も彼もお互い外国人と付き合うのは初めてだった。
出会いはラ○ホのアルバイト
出会いはバイト先のラ○ホ。
なぜこのバイトをしていたかというと、
ニキビで人前に出る自信がなくてとにかく隠れたかったから。
ラ○ホは場所によるけど、
外国人が働いているところが多く、
彼が先に働いていて、後から私が入った。
立場上は職場の先輩。
彼は元々このバイトが副業だったようだ。
彼氏は中国の東北人で美男子
彼は中国の東北部出身で、
19歳の時に母親が日本人男性との再婚を機に日本にやって来たそう。
なので、日本に長く住んでいて日本語学校にも通っていたので、
片言な部分はあるが日本語もペラペラ。
東北部の中国人の特徴どおり(?)、
手足がスラーっと長く、肌が白くて、可愛い顔立ちだった。
彼は自分の童顔があまり好きではなかったらしいが、
目がぱっちりしていて可愛いタイプの美形だった。
付き合った後に彼氏の家族写真を見せてもらったが、
美形一家・一族だった!!
彼の叔母が女優に間違えられるくらい、綺麗な人だったようで度々自慢された。
聞いた限り、女性が強い(女系一家)印象だった(汗。
付き合う前の猛烈なアプローチ
自分で言うのも恥ずかしいけど・・・、
初めて顔を合わせた時から
彼は私に好意を抱いていることがすぐにわかった。
その時に彼の瞳孔がグッと開いたのに気づいたので・・・でも気づかないふりをした。
まずは仕事に慣れたかったのと、単純に好きではなかったから・・・。
こんな美形な男の子を目の前にして身の程知らずで申し訳ない。
*
そして、2回目に会った時から彼からのアプローチが物凄かった!!
ラ○ホのバイトは主にベッドメイク!
お客さんが使った部屋を掃除してベッドのシーツを変えないといけない。
ベッドメイクは想像以上の肉体労働なので、
たくさんごはんを食べないと身体がもたない。
それをわかってか、
彼は出勤するたびにたくさんの食べ物を買って持ってきてくれた。
大体、菓子パン系のごはんを3品、飲み物2品が定番。
私が休憩する場所にいつの間にか食べ物と飲み物が置いてあることが多かった。
絶対に買ってきてくれたのが午後の紅茶のミルクティー。
それも、ミルクティーが好きだと言った瞬間からずっと。
シフトは平日は大学があるので土日の週2回、
月計8回の出勤のたびに毎回最低500円以上、
私の食事にお金を使ってくれていた。
最低賃金のバイトの給料の中から、
付き合ってもいない私のために食事に何千円もかけてくれていた。
*
それだけではなく、
ぬいぐるみや映画のDVD、香水など色んなプレゼントもされた。
私の会話をすべて記憶して把握した上でのプレゼントで驚いた。
そして後々困まったが、
仕事も私が来る前に、私の分までやって終わらせてくれたりもしていた。
私に好意を持っているとはいえ、
ここまでしてくれる彼にすっかり圧倒されてしまった。
これほど私に対して好意を持って接してくれた人と今まで出会ったことがなかった。
ニキビだらけの私でも愛してくれるかも
私が彼を好きになったきっかけは、
“この人なら、私のダメな部分も受け入れてくれるのでは?”という瞬間があったから。
その時の会話や状況をはっきりと覚えていないけど、
当時は凄くニキビに悩んでいたこともあり、
“この人だったら、ニキビを含めて私のことを受け入れてくれそうだ”と思ったのかもしれない。
*
それから徐々に惹かれていき、
出会って2ヶ月以上が経った頃に、
2人で同時に告白して付き合うことになった。
最初の頃はとても楽しかった。
一緒にいるだけで幸せだった。
*
ちなみに、母親にはずっと付き合うのを反対されていた。
外国人と付き合うことに多少の心配はあるのは当然。
でも、母が反対していた理由には偏見や差別が中心だったので、
ここには詳しく書けそうにない・・・。
それでも当時はお構いなしで付き合っていた。
*
彼と付き合ってから1ヶ月後、急遽バイトを辞めることになった。
学校が実習で忙しくなるので元々辞めるつもりではいたが、
私が言う前に勝手に彼がマネージャーに話してしまい、
その流れで予定よりも早く辞めることになってしまった。
この彼の行動がずっと引っかかっていて、
彼と喧嘩してモヤモヤするたびによく思い出していた。
中国人彼氏との実際のデートの様子
デートは中国人だからといって、日本人とほぼ変わらない。
一緒に出かけたい場所を決めて遊んだり、食べに行ったり。
そこに国際恋愛の壁は一切感じなかった。
彼氏が日本に住んでいて、日本語が話せたことが大きかったと思う。
外食はいつも中華
外食は中華が多かった。
中華料理屋さんが落ち着くという彼の希望で、
彼と遊ぶ時はいつも中華ばかり食べていた。
中華料理は脂っぽい食事が多いので太りやすくなったけど、
食事自体は美味しいので毎回でも苦にはならなかった。
特に、中国人の店員さんがいる飲食店だと親しみがあって落ち着くようだ。
中華は中華でも、中華料理と中国料理が違うことを知った。
中国料理では中国の地方に合わせたマイナーな料理もある。
中国料理の中には、彼の出身地でもある東北部で出される料理もメニューにあって、
彼が喜んで食べていたのを覚えている(確か羊肉の串焼き)。
*
他にも、韓国料理や焼き肉は抵抗なかったようで、けっこう食べていた気がする。
逆に、和食や洋食だと、あからさまに美味しくなさそうに食べていて正直困った(汗。
初デートで食べたのが回転寿司だけど、
多分、お店の雰囲気も馴染みがなくて落ち着かなかったと思う。
たまに、私だけ注文して彼は食べなかったこともあった。
ちなみに、彼には若干潔癖な所もあって、
職人が握るカウンターの寿司は食べられないそうだ。
でも、回転寿司は機械が握るからOKみたい。
デートの度に食べ物のプレゼント
私が中国人彼氏と付き合って1番キツかったことが、
付き合う前からずっと続いていた食べ物攻撃。
バイトの時と同じように、
デートのたびに毎回何千円もかけて大量の食べ物を持ってきてくれていた。
本当に1日では食べきれない量で、しかも日持ちしない食べ物がほとんど。
これは何度言ってもなかなか止めもらえなかった。
デート代も彼が出してくれることがほとんどだったので、
さすがに申し訳なかったこと、
食べ物を無駄にしてしまうこと、
大量に食べ物を持って帰ると母親の機嫌が悪くなること、
を、正直に彼に伝えてやっと止めてもらえた。
中国人彼氏と付き合ったら
彼と付き合う前に、
参考のために中国人男性との恋愛に関するサイトを片っ端から読んでいた。
一般的な中国人男性と比べて、
彼の性格や価値観が当てはまるか調べてみた結果、
中国人という括りなく、人それぞれだな、という結論に至った。
日本人全員が同じではないように、中国人もそういうことだ。
実際に付き合った年上中国人彼氏の言動
↓↓付き合ってからの彼の言動をまとめてみた↓↓
付き合ってからもプレゼント攻撃
これはすでに話したとおり。
プレゼント自体、私は彼氏からもらうのが初めてだったけど、これは普通なのかな?
ちなみに、私は誰かにプレゼントをあげたことが一度もない。
あげたとしても、サプリメントかお酒くらい。
ちなみに、バレンタインの時にはチョコをもらった。
常にメールや電話をしたい
私は基本的にメールや電話が苦手。
“おはよう”、“おやすみ”メールなんて、
1番無駄だと思っていたが、歴代彼氏達は皆したいようだった。
ずっとスマホを持って相手からの連絡を待っている状態が
まるで時間を拘束されているようで嫌だった。
彼には最初からそれを伝えていて、私のために連絡頻度を減らしてくれていた。
それでも、朝起きてから夜寝るまでに数通メールやラインが来ていたし、
付き合った当初は毎晩1時間くらい電話もしていた。
彼女の1日のスケジュールを把握したい
これは中国人特有の考えだと彼が言っていた。
多分、日本人も同じ考えの人は一定数いると思うが、
私は彼氏の1日の予定を知っておきたいと思ったことは一度もない。
ただ、家族の1日の行動(外出するかどうか)を知りたいと思ったことはある。
それと同じだろうか?
やたらと女の子目線で物事を考える
彼だけかもしれないけど、
会話の節々に“女の子”というワードが出る。
なぜそんなに“女の子”を意識するのかと不思議に思っていた。
自分の理想を押しつけてくる
彼だけかもしれないけど、
すぐに“女の子はこうあるべき”とよく言われた(怒。
言われるたびにめっちゃムカついた!
どの“女の子”のことを言っているの?!って。
街中で彼の理想の“女の子”を指さしてもらったことがあるけど、
少女趣味で幼い印象の女の子だったので、
彼はか弱そうな子が好きだったのかもしれない。
化粧、服、髪型にまで口を出してくる
私のメイクが下手なのもある。それは認める!
彼はメイクした顔を嫌っていた。
すっぴんが1番良いみたいな。
そう言ってくれたのはこの彼だけだったから、
実はめちゃくちゃ嬉しかった!
どちらかというと、化粧して!という彼氏のほうが多かった。
でも、彼は私のすっぴんが好きとか褒めたわけではなく、
多分、化粧は肌に悪い、厚化粧が嫌い、といった理由だろう。
*
服のセンスもダサいのも認める!
彼は最終的に自分好みの服を買い与えてきた(汗。
冬の時なんて彼の家に行ってわざわざ着替えさせられたこともあった。
ちなみに、彼の服のセンスは抜群だった。
*
髪型はショートよりもロングヘアのほうが好きだったようだ。
当時はショートだったので、いつも“伸ばして!”と言われていた。
これは彼の言う“女の子らしさ”の象徴なのだろう。
基本、話を最後まで聞かない
私が話していても途中から話題を変える。
そんなに私の話がつまらない?
できるだけオチのない話はしないようにしていたつもりだったけど・・・。
“心を開いて話して”と言われるたびに、
話を最後まで聞いてくれないから、
彼と喋るのが次第に億劫になっていた。
いちいち説教してくる
私のためを思ってのことだろうけど・・・。
本当に私のためを思って言ってくれているのはわかる。
説教の内容は今では全部忘れてしまったけど、
会話の半分を占めていた時もあった。
元カノとの話で私を嫉妬させようとする
私が嫉妬しないのが気に入らなかったらしいが、
デートの度に元カノなのか、妄想なのか、謎の女が話題に上がる。
一度不快に感じて注意したけど、濁された。
その後も何度もその話をしてきた。
嫉妬させて喧嘩でもしたいのか?
付き合うたびに似たようなことをされるから、
これは中国人彼氏に限ってのことではないかも。
頻繁に母親からの電話
良い雰囲気になったかと思いきや、call~~~♪
度々、こういうことがあった。
彼と彼の母親は一緒に住んでいないからか、
よく連絡を取っていたのだと思う。
クリスマスもまだなのに、
もう正月に作る餃子の具材について母親が彼にリクエストを聞いていた(汗。
材料の発注でもするのか知らないけど、
もう少し後でも良くないか・・・?
健康意識が高いのに、根拠のない医学知識を信じ込む
ビールでお腹を膨らませてダイエットをしたり、
大量のサプリメントを持ち歩いたりしていた。
同じ成分が入っていたサプリメントを重複して飲んでいたので、見つけて何本か捨てたけど。
サプリメントを飲むくせに、
食事から栄養を摂ろうとしないことが不思議だった。
*
私は恋愛経験が少ないので、
日本人男性と付き合った時との違いが正直わからない。
中国人共通の人生観(彼曰く)
もちろん、日本人と中国人なので、
文化的背景から来る価値観の違いは当然ある。
全ての中国人が彼と同じ考えとは限らない。
中でも私が1番驚いたのは、彼の人生観。
“中国人は皆、親孝行するために生きている。それが全て”ということ。
当時学生だった私には、
人生全てを親のために尽くすという考え方の彼が理解できなかった。
実際の真意は違う気もするから、そのままの意味かは微妙だけど。
結婚話が出たと思いきや、破局
付き合って4ヶ月が経った頃、
大学3回生の冬に、
“大学4回生になったら、その年の1月に中国に一緒に来てくれないか?”と言われた。
結婚を前提に彼の家族と顔合わせしてほしいと。
*
それまではお互い将来のことを話していたし、
死ぬまでずっと一緒に居たい、とお互い話し合っていた。
なので、その誘いにオッケーした。
再来年のことだったので、そんなに深くは考えていなかった。
ここから色々あったんだけど・・・その間も、いろんな場所に遊びには行った。
*
が、付き合って9ヶ月が経ってから、
急に彼の様子がそっけなくなり、
最後に会った日の翌日にメールで一方的に別れを告げられた。
*
別れた原因は性格の不一致。
*
その後は電話をかけても出てくれなかった。
最後に会った日。
いつもなら夜遅くまで一緒に過ごすはずなのに、
あっさり早く帰ろうとする彼に嫌な予感がしたので、
帰り際に引き留めて彼に何度も聞いたけど・・・見事に嫌な予感が的中した。
メンヘラ気味だった中国人彼氏
付き合っていた当時から薄々感じていたが、
彼は少し精神的に不安定な部分があった。
彼には複雑な過去があった。
私と付き合う前は、結婚を反対された彼女と別れたり、
会社の都合で仕事を辞めさせられたり、
幼少期の境遇など辛い経験をしてきたこともあり、
彼はいつもどこか自分に自信がなさそうだった。
そのせいで、現実から目を背けている部分も少なからずあった。
理想の自分を語る人だったけど、
正直そのための努力をしている風にはとても見えなかった。
きっと、理想に向かって行動する勇気がなかったのだと思う。
私と別れる2か月前には無職になって、
“働いていないと自信がない”と言っていたくせに働かないままでいた。
後から考えれば、この時に私ももっと彼に寄り添ってあげれば良かったようにも思う。
結局は自分勝手に彼の行動を制限していた。
メールや電話、プレゼントを拒否して、
彼の率直な愛を受け止めずにいたせいで、
余計に自信をなくさせてしまった可能性もある。
それと、一緒に居る楽しい時間しか共有しないでいたのもある。
*
一方で、私も自分なりに彼との将来について考えていたつもり。
一緒に中国式のマッサージのお店を出したいと話していたので、
某チェーンのマッサージ店で研修を受けに行ったりもした。
本当は大学院への進学も考えていたけど、
彼の状況から仕方なく就活する道を選んだ。
別れた当初は独りよがりにそんな思いが脳内で駆け巡っていた。
中国人彼氏と別れた後の反省
しかし、女という生き物は実に切り替えが早くて(私だけ?
お別れメールをもらった2日後には就活を止めて、
大学院進学に向けて院試の勉強を始めていた。
その結果、無事合格(のちに退学←←←。
付き合っていた時は精一杯彼を好きでいたので、全く未練はない。
ただ、中国語で少しでも会話できるように努力すれば良かったと後悔している。
彼は日本語がペラペラでも母国語ではないから、私と話すたびに疲れていたかもしれない。
日本語を話せる彼に甘えて、全然中国語で会話する気もなかった。
いや、中国語を話してと頼まれたわけでもないけどさ!
中国語も含めて、
もっと彼のことを知ろうとしてあげれば良かったと思う。
私と一緒に居て気が休まる時があったのかな・・・。
付き合っているのだから、
もっと遠慮なくコミュニケーションをとれば良かった。
私自身、恋愛に未熟で相手に対して無関心だったのもいけなかった。
中国人彼氏との恋愛は重かった
中国人彼氏との恋愛を感想にすると、
彼はとても真剣に愛してくれたが、
私にはその愛が重くて心底疲れた。
*
特に、夜遅くにデートから帰ってきた後に
送られてくる彼からの長文メールがけっこう心にクるものがあった。
“私のため”を思って~が大半を占めた内容だったけど、
デートの後で疲れていた私にはそのメールが超絶重かった。
すぐに返信しないと心配されるので、
日本語がめちゃくちゃの文章を読み解いて、
彼を傷つけない文章を考えるのがいつもしんどかった。
デート後のメールなんてさっきまで会っていたのだから、
一言二言で十分。
それもちゃんと伝えておけば良かった。
*
それでもこんな酷い彼女と付き合ってくれてありがとう・・・。
そして、ごめんなさい。
もちろん、楽しかった時もあったし、
確かに私は彼のことが心の底から好きでした。
*
ではでは。
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